JAXAつくば宇宙センターの見学ツアーは、事前予約が必要である。土日は人気なので、かなり前から予約する必要があります。東京駅八重洲南口から、JR高速バスで行くことにした。その日は、生憎の雨だったが、高速バスだとJAXAの正門前に着くので便利だ。

 受付カウンターで、手続きをします。予約のメールのプリントアウトしたものと、写真付きのIDが必要です。

 ツアー開始1時間前からの受付です。

 だいぶ早めに到着したので、スペースドーム(展示館)に行ってみましょう。かなり強い雨なので、人は少ないですね。予約なしで参加できる、ボランティアガイドツアーをやっていたので、時間までくっついて歩いてました。

 1番ゲット! といっても、別に特典はないんですけどね。参加料は、500円です。

 まず、JAXA紹介についての映像を全員で鑑賞します。その時のツアーは団体がいたので、その後団体は別行動になりました。バスも団体が乗ってきたのを使うみたいです。一般のツアー参加者は、JAXAの用意したバスに乗ります。自由席で、いっぱいになったら補助席を使います。

 別棟の宇宙飛行士養成エリアに移動します。

 閉鎖環境訓練用施設です。宇宙兄弟の、六太君も訓練しましたね。この辺は、写真撮影可能です。

 歴代の宇宙飛行士たちです。かっけ~

 宇宙メダカの子孫たちが、元気に生きてました。メダカが宇宙に行ったとき、話題になりましたね。

 頭の方が下がっている台ですが、ここに寝ると宇宙に行った時と同じような環境になるそうです。宇宙酔いというやつですね。
「寝ないでくださいね。こないだ気分が悪くなって救急車で運ばれた人がいました」
「そうなんですか」
「訓練するときは、ずっとこれに横になって生活します」
「ほお~、こりゃ頭に血が上りそうで厳しいですね」

 ツアーの目玉、ミッションコントロールセンターへ行きます。
「カメラと携帯は預かります。一切の撮影は禁止です。通路は撮影可能ですが、ドアが開いたときに中を撮らないで下さい。それと職員も撮影禁止です」
 さすが、セキュリティが厳しいな。

  ミッションコントロールは、ガラス越しに見学です。職員は4人ほどでした。ISSは、GMT(世界標準時)で動いているので、朝の5時くらいかな。宇宙飛行士は寝ている時間です。NASAのヒューストンコントロールと、ISSの船外カメラが映し出されていました。ISSと地球が映っており、まさに宇宙空間を移動しているリアル映像です。

 すごく厳しいセキュリティだけど、パンフレットによると、こんな感じです。これは一般に公開されているパンフです。管制室は、思ったより狭い感じがしました。

 ちょっとだけ、六太君の世界を見たような気分になりました。
 
 帰りもJAXAの前から高速バスで、東京駅に行けます。並木1丁目のバス時刻は、ツアー受付の前に貼っているので、時間は事前に確認してから、バス停に行くといいでしょう。
 茨城県つくば市千現2-1-1 入場無料