港区にある愛宕山は、AMラジオ放送発祥の地である。ここに、NHK博物館があるので行ってみた。1956年に、ここからJOAKのラジオ電波が送信されたのである。入館無料はうれしい。
おや、VHF-TVのスーパーターンスタイルアンテナが、こんなところにあります。
東京タワーに設置していたものを、撤去後ここで保存しているとのこと。
これは、UHF-TVの水平偏波双ループアンテナではないか。
これも、東京タワーに設置されてました。↓ここですね。
さて、入ってみましょう。撮影可能なものと、不可なものがあります。
真空管の中でも、初期のナス管を使用したAMラジオです。
天気予報の放送体験もできますよ。
ひょっこりひょうたん島だ。これは懐かしい。ドンガバチョの声は、故藤村有弘さんがやってたんだけど、JH1BANというハムであったことも有名です。昔、深夜21MHzのSSBで一度だけ交信したことがあるのを思い出した。ちなみに、藤村さんの愛称は「バンサ」というので、コールサインはその頭をとって、BANとしたという話だ。(普通、コールサインは指定できないんですけど、なんかルートがあったんでしょうね)
昭和のお茶の間が再現されてます。
よっし、ちょっとタイムスリップして、昭和に行ってみましょうかね。
その他、写真はありませんが、貴重な放送機器や歴史の展示も多数ありますので、興味深いです。渋谷のNHKは子供向け展示が多いのだけど、こちらの方がN村的には興味深いものがありました。さらに、無料だし。
JOAK(じぇい・お~・え~・け~)という当時、送信された男性アナウンサーの音声が繰り返し流されているんだけど、やけに耳についた。外に出ても、じぇい・お~・・・という声が聞こえてくるような気がした。(笑)
東京都港区愛宕2-1-1 愛宕山山頂 都内最高峰なので、ここにJOAKの送信所が建設されたのだろう。現在は、ラジオの送信用アンテナはありません。