こないだ、岡本太郎記念館に行ったのである。東京メトロ千代田線の表参道駅から、歩いて10分弱で到着しました。

 入館料620円を払って入ります。
「写真撮影は可能です」
「分かりました、有難うございます」

 やっぱりこれだ、太陽の塔の顔はインパクトあるな。

 ここが、アトリエです。

 岡本太郎さんがいらっしゃいました。

 大阪の万博記念公園で見た、座ることを拒否した椅子(だったかな)確かに座りずらそうです。

 2Fは、特別展です。

 TARO賞を受賞した20人の鬼子たちの作品展示です。すべての作品は、撮影可能でした。

 帰ろうとしたら、2Fで太陽の塔さんが、お見送りをしてくれました。(笑)

 やっぱり、大阪万博の時に見た太陽の塔は、抜群の印象が残っている。当時は良く分からなかったけど、すごいなみたいな。天才芸術家だったなと思います。

 

 万博期間中、太陽の塔の目玉部分に立てこもった赤ヘルの活動家がいました。当時は、活動家の間でなんとかジャックが流行っていて、飛行機・船舶などを次々に襲い、自分たちの要求を突き付けてきました。この時の籠城目的は良く分かりませんが、8日ほどで自ら投降したとか。塔の目の部分には強力なサーチライトがあり、夜間になると点灯されていたのですが、この男の為に点灯ができませんでした。(点灯すれば熱で負傷または死亡する可能性があったとか)籠城男を見ようと多くの人が塔の前を訪れ、それをテレビが中継するということが連日のように起こっていました。最初は事件の様相でしたが、ヘルメット男は何を要求するわけでもなく、本を持ち込んでおり余裕をかまして籠城するので、次第に万博というイベントの一環のようになってしまったなという感想です。もちろんヘルメット男は逮捕されましたが、この事件での負傷者はいなかったと思います。
 

 東京都港区南青山6-1-19 岡本太郎氏 1996年没