こないだ、JR若松駅に行ったのである。駅から洞海湾方向に行くと、旧古河鉱業若松ビルがあり、その2階で、若戸大橋・若戸トンネル無料化特集をやっていました。
1Fの部屋では、コンサートをやっているようだが、チケットは完売と書いてあります。地元のグループのようだが、人気があるんだな。
2階の展示室は無料なので、行ってみましょう。若松は古い石炭の積出港なので、こういう歴史的な建物も多く残っています。
若戸大橋と若戸トンネルは通行料が必要ですが、2018年12月1日に無料化されます。北九州市の市政だより(ネットで公開)には「市民の生活を支える重要な役割を果たしてきた橋とトンネルが、長年の市民の要望を受け、12月1日(土)0時から無料開放されます」と書いています。
若松と戸畑間には洞海湾があるので、行き来しようとしたらぐるっと大回りをしないとなりません。そのため橋とトンネルがあるとショートカットができて至極便利なのですが、ほぼ生活道路と同じようなものなので、地元からしてみたら無料にしてほしいというのは理解できます。
それと、石炭搬出の歴史などが、室内に展示されています。
昔の、若松の地図とかあります。この文鎮はなんだろう?
なんか、鉄道マニアにはたまらないものかも。
どうですか、お宝ですよね。
ボランティアの方が、若松の歴史や若戸大橋について説明をしてくれます。
「若戸大橋とトンネルが、平成30年12月1日から無料化されるのですよ」
「渡船はどうなるのですか?」
「若戸大橋は自動車専用なので、自転車や人は渡船が無くなると困るんですよね」
「じゃ、存続ですね」
「橋が出来た時も渡船廃止の話はあったらしいのですが、存続しました。今回はどうなるんでしょうね」
「では、今のうちに乗りに行きます」
若戸大橋は洞海湾の上にかかっています。
若松と戸畑を結んでいる渡船に乗るぞ…と 片道100円で短いながら船旅を楽しめます。
福岡県北九州市若松区本町1丁目11-18 入館無料
渡船を廃止するなら、若戸大橋か若戸トンネルを改修して人や自転車が通行できるようにしないと不便なので、おそらくですが渡船は存続するものと思われます。