こないだ、小倉駅北口にある「ミクスタ」に始めて行ったのである。事前に、クラブが主催する「スタジアム観戦講座」に申し込み、抽選で運よく当たったため500円で観戦できることになった。当選人数は50人ということだったが、メールで応募したら締め切り前に当選がきたので、多分人員に満たなかったのかなと。
 JR小倉駅北口から徒歩で、10分弱で到着です。試合開始の2時間前までに行き、受付をします。

 受付で「スタジアム観戦口座参加証」を受け取ります。

 北九州の「ゆるキャラ」達が集合してます。

 その中で「ふねこ」を紹介しましょう。これは、「阪九フェリー※」のマスコットですが、49年前に門司港で行方不明になった猫が阪九フェリーに住み着き、2017年に発見されマスコットに抜てきされたとか。猫は10年以上生きると、妖力を徐々に付け、化け猫になると言われているので、化け猫なのでしょうか(笑)それと、普段は四つ足歩行なのですが、たまに二足歩行をすることがあり、それを見たら幸運が訪れると言われています。その日は、ずっと二足歩行でしたけど。

 ギラヴァンツ北九州の試合は、J3に落ちてから1度もスタジアムに行ってないので、メンバーもほとんど知らない人ばっかりになってしまいました。

 今回は「スタジアム観戦講座」なので、一同「記者会見室」に集合です。

 ここで、観戦の「つぼ」や、選手への質問コーナーなどが、約1時間あります。質問コーナーではJ3最下位という状況なので厳しい質問が飛ぶかと思いきや、子供が多かったせいもあり、ゆるゆるでした。

 特典として、試合中に実況中継が聞けるインカムを貸してもらえます。パナソニック製で、800MHz帯のワイヤレス専用の周波数を使うもののようです。送信側は10mW以下なので、飛距離は見通しで50m程度と思われます。

 普段見られない、バックヤードを通ってゴール裏(アウェイ側)に移動します。

 席(自由席)を確保したら、スタジアムを見学しましょう。スタジアムグルメもありますが、スタジアムの外はすぐに海です。この船はギラヴァンツ北九州ギラヴァンツ北九州の旗をかかげています。ボールが海ポチャしたとき、回収するそうです。海に落ちる頻度は少ないようですが、過去には回収したことがあったとのことです。

 ホーム側のネット裏です。本庄の時より応援団は増えたようです。応援はJ3の中では負けていないように思えるのですが、いかんせん結果が付いてきませんね。

 こちらはバックスタンド側です。唯一屋根のないゾーンです。

 肝心の試合は、先制するも、ずるずると失点を重ね、結果は2-3でY.S.C.C横浜の勝利でした。なんと、ホーム全敗という体たらく。これでは新スタジアムが泣いているぞ。

 帰りはすっかり日も落ちて、月と金星が輝いていました。参加証・インカム等を返却し、駅に向かいます。

 肩をがっくり落として帰る、サポーターたち。いつ勝てるのか? というかJ3最下位とはどーいうことよ。

 ※阪九フェリーは、門司⇔大阪・神戸を結ぶ。1968年に最初の「フェリー阪九」が就航した。「ふねこ」は、この時期に船にもぐりこんだと思われます。

 おまけ
 「ふねこ」四つ足の絵

 ミクニワールドスタジアム 福岡県北九州市小倉北区浅野3-9-33