2018/4/2開催、駅長おすすめのJR九州ウォーキング「基山とつつじ寺(大興善寺)を訪ねて」のつづき(その2)です。
大興善寺を後にして、地図通りというか道路の矢印通りに進んでいくと、2蓮水車がありました。(ほとんど地図は見ていない)
水の落ちる力で水車は廻ってはいるが、室内の機械は故障中のようで精米はしていませんでした。でも、2連水車が回転する様は、迫力ものです。
道すがらには、こういったポイントをゲットする機器が置いてあり、交通系カードを持っていれば、1箇所で1ポイントを貯めていけます。取得したポイント数によって、ゴールでガチャガチャを引ける特典付きなのであります。ただし、JR九州ウォーキングの定番ではなく、他のコースではほとんどありませんでした。
屋台や野菜等の販売所もあちこちに出ていて、見学や買い物を楽しめながら歩けます。ここでは、「あけにくソーダ」を発見しました。
「あけにくソーダって、なんですか?」
「開けにくいソーダです」
「えっ?」
「王冠の部分の留める部分のギザギザが多く、ビンが小ぶりなので開けにくいんですよ」
「ほ~、では1本」
「200円です」
「この、開けにくい栓抜きでどうぞ」
ちょっと手間取りましたが、開けて飲みました。
・開けるためには写真のような、長い専用の栓抜きが必要ですが非売品です。なのでイベント等の店頭販売用に特化しているのかな
・やってみたら、ちょっと開けにくいが頑張れば開けられる
・辛口と書いてあったが、確かに辛口である。甘くはない
・内容量は少ない。のどが渇いていたので冷たいのはいいのだが、量がちょっと少なかった
・ネタにはいいと思った
・地元、(有)丸久社製(佐賀県三養基郡基山町宮浦)
さて、本日もう一つの目玉、佐賀の造り酒屋「喜峰鶴」に到着です。
希望すれば、試飲ができます。日本酒で漬けた梅が販売していたので、1袋お買い上げしました。店舗の中では、梅酒やコーヒーなどを販売しているので、ちょっと一休みもOKです。
これで約11Kmのルートを、ほぼ歩きました。道すがら「わらしべ長者の旅」ステッカー発見しました。なんか見たことないテレビ番組だなぁと思ったら佐賀テレビの番組でした。うちの所じゃ、地上波のデジタル化により佐賀テレビは映らなくなったので知りませんでした。
自分の住んでいる地域が福岡市近くなので、当然佐賀テレビのエリア外なのですが、佐賀と福岡の境にある九千部山(佐賀県鳥栖市と福岡県那賀川市あたり)の佐賀テレビ中継所の電波が微弱ながら受信できていたのです。佐賀テレビのサービスエリアは当然佐賀県内なので、福岡方面にはアンテナ面が向いていません。すっごく弱い電波ですが、2段スタックの大型アンテナを使って指向方向を微調整すると、かろうじて受信できていました。
佐賀テレビ独自の番組があったので(かちかちワイドとか)たまに見ていたのですが、地上波がデジタル化されたとき、ぎりぎりで見られていたものが受信不能になってしまいました。アナログ波の方が、デジタル波より電波の飛びが少し良かったのかなと思います。
見事、制限時間内にゴールできました。(たいていの人はゴールできます)
道すがら貯めたポイントで、ガチャガチャ挑戦ですが…くじ運がないので、最初から結果は見えていたとおりです。
「参加賞です、どれか好きなものを1つどうぞ」
「あ、どうも」
ということで、JRに乗って博多に向かいましょう。お疲れさまでした。