こないだ、JR門司港駅に行ったのである。そこには「門司連絡船通路跡」があるが、たいていの人は関心もなく通り過ぎていきます。

 かつて門司港駅は、大陸への連絡船の乗船口となっており、多くの人が行き来をしていた。戦時下に使われていたであろう、監視窓が残されています。

 詳細は不明なるも、戦争末期に軍の命令で設置された渡航者の監視跡とのことです。手前が広くなっており、奥が狭いので、向こう側からは監視所が分かりづらい構造になっています。つまり、城壁の狭間(さま)のようです。

 平和な時代になって、港には顔ハメもあります。門司港駅周辺は、門司港レトロ地区として整備され、昔の建物が多く保存されています。そのため、沢山の観光客が門司港を訪れます。バナナのたたき売り発祥の地といわれているので、休日には駅前で観光用のたたき売りが行われていたりします。

 福岡県北九州市門司区西海岸1丁目5-31 JR門司港駅改札出たところ