こないだ、江東区有明の「虹の下水道館」に、行ったのである。事前に調べたらガイドツアーが行われているので、11時スタートのツアーに参加しようと思い下水道館に向かいました。りんかい線の「国際展示場前」で下車したら、もう11時10分前です。速足で向かったのだが、受付はどだろうと。うろうろしていたらツアーの一行らしき団体と遭遇しました。
「すいません、ガイドツアーですか」
「そうです」
「今から参加できますか」
「ちょっと待ってください」(協議中)
「はい、大丈夫です」定員以下だったので、オッケーだったのかも(ありがとうございます)
 受付は、有明水再生センター5階にあります。(時間に余裕をもって行きましょう…反省)

 建物の後ろは、ロケットの噴射口みたいだな。実は、排気口なんだけど、建物の上に宇宙船が乗っているイメージなんだそうです。

 ツアーでは、通常は入れない水処理施設に入っていきます。地下に潜っていく感じですね。

 まず、第一沈殿槽の見学です。臭いはどうかというと、若干はありますが、それほどでもないです。ここでは、固形物を沈殿させています。強制排気を行っているので、特に臭いという感じはありません。

 各沈殿槽には、説明があります。

 第二沈殿槽は、微生物によって分解し、汚泥を底に沈めます。

 第三沈殿槽までいくと、かなり澄んだ水になります。

 各工程を経ていくと、水が浄化されていく様子が良く分かります。
 通路にはパネルが展示されており、↓これは、日本で最初の下水道です。千代田区神田にあり、レンガ造りです。なんと今も使われており、平成6年に東京都の史跡に指定されました。

 最後に、熱帯魚のグッピーを紹介します。ここで処理された水の一部(放流水)ですが、とてもきれいで温かく、熱帯魚が住める環境だそうです。(たぶん放流したものと思われます)最初10匹ぐらいだったのが、世代交代をしながら増えたのだとか。しかし、光とエサが少ないので一定以上は増えないそうです。

 なんとかガイドツアーに参加できてラッキーでしたけど、早めの行動が基本ですね。反省しました。ツアー終了後に、下水道館の5Fに戻ってきました。水を流すと、流れを追える展示があります。

 展示館では、下水道の仕組みなどが分かりやすく展示されています。普段はあまり気にしない下水道ですが、仕組みを知ることは大事と思います。

 東京都江東区有明二丁目3番5号 有明水再生センター5階 入場無料 Pあり(30分以降有料)