こないだ、福岡市東区箱崎の筥崎宮に行ったら、日本海海戦記念大会のパンフレットがあった。自衛艦に乗り、博多湾沖で洋上慰霊祭を行うという行事があるそうです。福岡の名だたる企業も、協賛をしています。

 気になったので、洋上慰霊祭について社務所で聞いてみました。
「申し込めますか?」
「27日の日曜日は定員になりましたが、28日は大丈夫です」
「じゃ、28日でお願いします」
 ということで、5月28日に博多中央ふ頭に行きました。当日は、生憎の雨だす。

 献花をお願いしますと書いてあったので準備して行ったが、実際に持参したのは5~6人だったので、必須ではなさそうです。

 9時乗船開始・10時出航なので9時過ぎくらいに行ったが、実際は9時45分頃には階段が外されるので、早めに行った方がいいでしょう。

 出航は、タグボートの力を借りて離岸します。

 後方、格納庫はイベントバージョンになっています。

 船首の速射砲部分にも行けます。船上では危険防止のため、傘は使用不可です。なので、雨天時は「カッパ」持参がいいでしょう。

 この「てんりゅう」には、一般公開時にも乗ってますが、その時は普段公開されていない船内の部分も入ることができました。洋上慰霊祭時には、内部は公開していません。

 ブリッジは入室可でした。ただし、あまり広くないので、見学者がたまると身動きできなくなります。

 さらに、ブリッジの上にある、デッキにも上がることができます。ここまで上がると、かなり高く感じます。

 博多湾を出航したフェリー「きずな」が、左舷を追い越していきます。この船は、博多と壱岐・対馬間を結ぶ九州郵船の中型フェリーです。

 出航してしばらくしたら、雨は小降りになってきました。

 立ち入り禁止部分もあるので、注意しましょう。

 さて、メインイベントの追悼式です。明治38年、対馬海峡で帝政ロシアのバルチック艦隊と、東郷平八郎率いる日本海軍が戦い多くの犠牲者を出しました。ご存知のとおり、日本の圧勝に終わった戦いですが、日本・ロシアの戦没者、並びに海洋殉難者の慰霊という意味で毎年行われているものです。

 最後に、「てんりゅうTシャツ」買いました。(物品販売もあります)

 博多湾での行事終了の後、中央ふ頭に向かって帰還します。着岸時もタグボート2隻のサポートで、ゆっくりと接岸です。だいたい12時半頃には下船できました。岸壁には、「筥崎宮」「博多駅」「天神」行きの臨時無料バスが準備されており、スムースに博多駅まで戻れました。