こないだ、埼玉県比企郡鳩山町の地球観測センターに行ったのだが、帰りの何かの塔を発見しました。
何だろう?と思って近づいていったら埼玉ピースミュージアムでした。よく分かりませんが、見学ができそうなので入ってみました。
「一人です」
「入館無料です」
「写真は禁止なんですね」
「廊下や塔はいいですが、展示物は不可です。申請すれば可能なんですが…」
「いや、そこまでは‥いいです」
ということで、撮影可能な廊下です。
塔の上にもエレベーターで上れます。遠くは池袋サンシャインや、新宿副都心も望めます。
塔からしか見えない「ヨウコソ」です。(笑)
館内の展示はというと、タイムトンネル※を通って昭和の町に行くという設定です。特に、戦時中の学校や生活についての展示が多いです。防空壕の疑似体験もできます。
またシアタールームでは日に何度か上映会があり、訪問日は「最後の熊谷空襲」というアニメでしたが、なんと観客は自分一人でした。広いシアタールームで一人は、ちょっと寂しいなぁ。というか、一人だけの為に上映してもらって気の毒のような気になりました。(内容は、基本的に子供向けのアニメかな)2時間ほど滞在して、退館しました。
あれ、帰ろうとしたら、敷地内に東京都電の敷石が保存されていたのを見つけました。この敷石は銀座四丁目に設置されており、明治・大正・昭和の時代を見てきたとのことです。銀座を走る都電は、車の増加に伴い1967年(昭和42年)に廃止されました。子供の頃、どこの路線かは覚えていませんが都電は乗った覚えがあります。もしかしたら、この敷石の上を電車で通ったかもしれません。
※昔、アメリカのドラマで、「タイムトンネル」というのがあった。実験中に過去に飛ばされた研究員を連れ戻すために、四苦八苦する物語。そのタイムトンネルみたいなものがあって、動く歩道で過去にタイムスリップするという設定です。ちなみに、現代に戻ってくるのは、映画と違い出口から出れば容易です。
埼玉ピースミュージアム:入館無料(地球観測センターは鳩山町ですが、少し東に歩くと東松山市に入ります)
埼玉県東松山市岩殿241-113 Pあり