こないだ、小金井市の江戸東京たてもの園に行ったのである。小金井公園内にあり公園自体は無料なのだが、江戸東京たてもの園に入るには入場料が必要です。

 江戸とは謳ってますが、園内には江戸時代から昭和の初期頃までの、都内に存在した価値ある建物が移築・復元されいてます。

 入場料400円を払って、入りました。
「カメラを持っていらっしゃるようなので、注意事項です」
「はい」
・商用での無断撮影は禁止である
・撮影禁止、または三脚使用禁止の所がある
・その他、細かな注意事項

「わかりました」
 

 個人的趣味の範囲で撮影する分には自由とのことです。

 土曜日に行きましたが、13:30~ボランティアガイドツアーがあるとのことです。せっかくなので参加させていただきます。

 その日は、15人ほど希望者がいました。
「多いですね、2班に分けましょう」
 ベテランガイド側は10人で、初心者ガイド側は5人に振り分けられました。自分は立ち位置の関係で、なんとなく初心者組に組み込まれました。

 ちなみに、初心者ガイド組の5人の内訳は以下のとおりです。
・日本人の若いカップル。お手てつないで仲良さそう。
・日本人の兄ちゃんと、ポーランド人の姉ちゃん。日本語は達者そう。
・それと自分

 なんとな~く、アウェイ感のあるツアーの開始である。一人参加はいつものことですから、いいんですが。(笑)

 1時間くらいのツアーなんですが、今回でガイド2回目というおばちゃんガイドに連れられて、回ることになりました。ざっと回った所の紹介をいたします。

 屋内で、かまどや囲炉裏に火が入っているのを見られます。

 昔のかやぶき屋根なので、防虫のためにも毎日燻す必要があるとのことです。

 ボランティアが毎日作業しているそうです。維持が大変ですね。

 レトロな電話器や、ソニーの白黒トランジスタTVです。

 これも、レトロなジューサーとパン焼き機ですね。

 あちこちの建物の中に、生活感を感じさせるものも多くあります。
 懐かしのフラフープです。子供の頃、爆発的に流行ってみんなこれで遊んでました。大人になると、意外と回すのが難しいです。(今じゃできない)

 そういえば、公園の土管が子供たちの遊び場になっていました。昔遊びの、再現もあります。

 このキャラは園内でよく見かけるのですが、「えどまる」といって、宮崎駿さんがデザインしたものです。

 ゆっくりと見て回ったので、結果1時間40分のツアーになっちゃいました。建物の由来などを、詳しく説明していただけるのでいいですね、有難うございました。ちなみに、園内にはボランティアさんがたくさんいて、ガイドツアーでなくても、あちこちで説明をしていただけます。


 江戸東京たてもの園:東京都小金井市桜町3-7-1 小金井公園内 ツアー料金:無料(園内の入場料のみ)