こないだ、地下鉄大江戸線に乗って、清澄白河に行ったのである。清澄白河駅近くには、深川江戸資料館があります。

 駅から徒歩で5分程度で、資料館に到着しました。 

 入り口付近に割引パンフレット発見しました。これを見つけた人は、持参すれば入館料400円が300円になるので、当然貰っていきます。見つけなかった人は、割引はありません。

 入ってみてびっくり、ビルの中に江戸があります。このあたり、大阪市北区の「大阪くらしの今昔館」を思い起こさせます。大阪のは外国人が多く、着物を着て歩き回っている姿が多くみられたが、こちらは人も多くなくゆったりと見学できます。着物の着付けサービス(別途有料)もあるようですが、訪問時はそういう人はいませんでした。

「写真撮っていいですか」
「企画展示室以外ではいいですよ」
 江戸の長屋が再現されています。

 小舟がありますが、妙にリアルだなと思ったら、さざ波が立ってます。本物の水の流れを作っているのですね。

 良く時代劇で見かけるような、江戸の移動そば屋です。担いではいけません。

 江戸の一日が再現されているので、日の出から夕暮れ、夜間まで短時間で体験できます。すでに暗くなってきました。江戸の刻(とき)でいうと戌(いぬ)の刻(2Hの幅をもった時間をいう)(夜五ツともいう、さらに半刻は1時間刻みで四半刻は30分刻みとなるので時刻を表すために使われる)(現代だと午後8時)くらいでしょうか。(めんどいな)江戸時代は24時間を、2時間刻みで12支を使い表していました。よく妖怪や幽霊・悪党が出るのは丑三ツ刻とかいいますが、丑(うし)の刻は午前2時の前後1時間ずつをいいます。

「にゃーん」という、大きな鳴き声がたまに聞こえます。
 猫のまめ助が屋根にいて、たまに鳴いています。それに首を動かしたりしますが、その場所が気に入っているようで、移動はしません。(ちゃんと名前がついている)

 サウンドボックスがあったので、説明書通り頭を突っ込んでみました。音が立体的に聞こえるという音響方式なのですが、すごく小さな音なので、よく分かりませんでした。(江戸の町の音とかが鳴っているようだ)

 展示品は自由に触れるのですが、丁寧に扱いましょう。過去には、生活用具の破損が多くなっているとのことです。小型の展示物なので、手加減が分からなくて子供が過って壊してしまうこともあるのかもしれません。人参が折れているので、これは悪戯かもしれませんね。

 横綱大鵬顕彰コーナーがあります。ここの見学だけなら、入場料はかかりません。昔、巨人・大鵬・卵焼きといったら、子どもに人気がある代名詞でした。以前、北海道の稚内に行った時、稚内市樺太記念館で大鵬関の展示があり、出身地は北海道弟子屈町ですが、出生地は現在のロシア領サハリンの樺太だということを知りました。子供の頃、親に連れられて国技館に大相撲を良く見に行ったのですが、大鵬や初代若乃花との勝負も見た覚えがあります。

 ビデオや特別展示室などもあるので、見て回るのは1~2時間ほど必要でしょうか。館内にはボランティアの方が沢山いて、説明をしてくれます。


 入館料:400円 どこかで割引券を入手したら300円
 深川江戸資料館:東京都江東区白河1-3-28