今日は、北区にある王子駅に行ったのである。

 駅前から飛鳥山公園へ上るのに無料のアスカルゴ(モノレール)があるのですが、今日はすごい行列です。いつもはこんな行列はないのですが、桜のシーズンなので訪れる人が多いのでしょう。

 歩いて登ってもたいしたことないので、歩きましょう。

 飛鳥山公園といえば江戸時代から桜の名所として、庶民に親しまれていました。江戸幕府第八代将軍、徳川吉宗が享保の改革の一環として、桜の木やつつじなど植えたのが始まりといわれています。それまでは花見といっても大きな桜の木が数本あるところに集まったりという程度でした。(そうはいっても花見はしたい)

 

 上野山には桜並木がありましたが、将軍家の菩提寺がある寛永寺があったため、さわがしい宴会や夜間の花見が禁止されていました。桜を見ながら宴会をしたい庶民は、不満があったものと思われます。(今も昔も変わりませんね)そういう理由もあり、江戸中心から少し離れた飛鳥山公園なら、少しは羽目を外してもよかろうということで、花見の名所として整備されました。(庶民の不満へのガス抜きですね)

 

 土曜日なので、花見は盛況ですね。あちこちでビニールシートを広げて宴会をしています。でも花は6分咲きくらいかな。

 満開の木もありますが・・

 まだ、つぼみの木もあるようです。

 酒盛り始めたら、あまり開花状況は関係ないのかなぁ(笑)
 飛鳥山博物館にはマスコットキャラクター、コン吉がいます。記念に、1匹お買い上げしました。

 夏になると日焼けして「ブラックコン吉」になります。(うそです)

 ちなみにコン吉君は、シングルファーザーで2人の子持ち(男と女)という設定です。なかなか大変な人生、いや狐生を送っているのですね。子育て頑張ってくれ~

 東京都北区王子1丁目1-3 アスカルゴ無料