こないだ、とある駅で「高尾山の冬そば」キャンペーンのパンフレットを貰いました。せっかくだから、高尾に行ってそばを食べてみることにしました。高尾に行くにはJR中央線と京王線の2路線があります。運賃からすると京王線の方が安いので、安い方を使うことにしました。京王高尾線の高尾山口で降りて、ケーブルカー乗り場方面に歩いて行きます。

 出遅れ感満載で、店に着いたのが午後4時過ぎです。客もまばらでしたが、土日の昼時は、行列が出来るのだろう。高尾ケーブルカーも行列になります。

 観光地だけあって、高尾の蕎麦はそこそこいい値段です。

 この店は、とろろが一押しのようなので、とろろそばにしましょう。お茶はセルフで持ってきます。また、注文が決まったら、積極的に係の人を呼ばないと放置されます。行列はないのですが、次々にお客が入ってくるので、忙しいのでしょう。
 

「すいません、とろろそばを下さい」
「はい」
 とろろは別皿で出てきますが、すぐに投入します。ねばーっと、ねばりがあります。なんでも、大和芋のねばりと、長芋のとろみを合わせているとか。かなり粘り気が強いです。

「ごちそうさまでした、クーポンあります」
「950円から100円引いて850円です」
 電車賃かけて高尾山口まで行き、100円引きのクーポンを使うのはどうかと思いますが、旅行をしたと思えばいいのではないかと思います。寒い冬に、暖かい蕎麦は美味かったな。

 高尾屋:東京都八王子市高尾町2209