こないだ、さいたま市大宮区の鉄道博物館に行ったのである。なぜ、てっぱく鉄はじめかというと、貰った鉄道博物館のパンフレットに、そう書かれていたのであります。鉄道博物館は1月2日から営業しており、正月休み中の1月3日にどこかに行こうと思ったら、ここになりました。
JRで大宮駅まで行き、埼玉新都市ニューシャトルに乗り換えます。1駅乗ると鉄道博物館前駅があるので、そこで降車するとすぐです。
通路はすでに鉄道グッズであふれており、鉄ちゃんにはたまらないでしょう。
おぉ、D51の頭だけがあります。D51 426号車です。
通路には、時刻表があります。鉄分多めです。
入場料1,000円を払って入館します。無料のガイドツアーもあります。予約は不要で、10分前くらいに集合場所に行けばOKです。ボランティアの自称「博士」が案内してくれました。
「鉄道マニアですか?」(ツアー参加者から聞かれました)
「いや特には」
「なんで来たのですか?」
「1月3日に開いているのが、ここだったので」
「そうですか…」(ちょっと寂しそうにされていました)
入り口近くには古い車両が展示されてます。
なんとなく、このくらいの年代車両には乗ったことがあるような記憶があります。
人気のSLシリーズ、C57の135号機です。
「なぜC形というのでしょうか?」(博士の質問です)
「分かりません」
「大きな車輪が3つあります。なのでアルファベット3文字目のCです。4つならD形となります」
「ほっほ~」
まじで知りませんでした。宇宙艦隊エンタープライズのNCC-1701D型は、知っとるぞ。(それは、ちゃうやろう)
EF551電気機関車です。流線型のカッコいい車両なのですが、それぼとスピードでないため、形はあまり役にたっていないとか。それにしても、ピカピカの車両で新車のような状態で保存されています。
今はなきブルートレインの車両です。昔「東京⇔長崎」「東京⇔博多」などの路線を乗りました。懐かしいな。
181系の特急ときは、上越新幹線が開通した1982年11月15日まで、上野と新潟を結ぶ特急列車として運転していました。名前は新潟の県鳥ときに由来します。現在、上越新幹線の列車には「とき」と「たにがわ」という名が付けられており、ときは東京から新潟、たにがわは、東京から高崎・越後湯沢間で運行されています。自分的には、上越地方には縁がなかったので乗ったことはありません。
冷凍用貨物車の展示もあります。お仕事中、失礼します。
あれ、香椎駅常備と書いてます。香椎か、家から近いな。香椎駅とは福岡市東区にある鹿児島本線と福北ゆたか線(旧篠栗線)の駅です。かつての香椎駅は、香椎操車場があり博多港への貨物支線(臨港線)の終着駅でしたが、1984年2月にその役目を終えています。香椎操車場の一部は、千早操車場となりましたが、香椎副都心土地区画整理事業により、さらに縮小され高層ビルや公園などの整備が行われました。余談ですが、松本清張の推理小説、点と線で殺人事件の起こった香椎操車場は、ここのことを指します。
1964年から製造された、JR東海の初代0系新幹線です。夢の超特急といわれていました。東京~大阪間で乗ったことがあります。
これは珍しい新幹線の連結器です。一日に何回か、動作展示があります。
屋上に行くと、リアル新幹線が見られます。
通過列車も見逃しなし! 鉄道博物館前の通過時刻表もばっちり表示されています。
2Fから館内を撮ってみました。なかなか広いですよ。
鉄ちゃんじゃなくても十分楽しめます。Teppa倶楽部年間フリーパス、3,000円もあります。
鉄道博物館:埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47