明治神宮御苑の一角に、清正井(きよまさのいど)があるというので訪問しました。 加藤清正が自ら掘ったと言い伝えられている湧水の井戸である。これは言い伝えなので、名高い戦国武将が自らの手で掘ったとは考えにくく、関わったとしても配下の者に命令して掘らせたのかなとは思います。
加藤清正といえば安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将で、肥後の国(熊本県)の大名でもありました。また、土木や建築にも造詣が深かったので、井戸も自分で掘ったのではないかという伝説が生まれたのではないでしょうか。
そういう伝説のある清正井は、東京の名湧水57選にも選ばれており、パワースポットともいわれています。名湧水57選は、東京都環境局のHPで確認ができます。
東京都環境局のHP:https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/water/conservation/spring_water/tokyo/
明治神宮自体は入場料とかはないのですが、御苑に入るためには維持協力金として500円が必要です。明治神宮御苑(めいじじんぐうぎょえん)とは、明治神宮内にある、明治天皇・皇后ゆかりの庭園です。
ここで、維持協力金を支払います。
明治神宮御苑に入りましょう。正月の初詣となると、劇混みになるのは分かっているので、年を越す前に行ってきました。神宮の境内は、新しい年を迎えるための準備をしています。
明治神宮自体は、結構人は多かったのですが、有料の御苑内はぐっと人が減ります。
ゆっくりと、散策するのもいいですね。
池にはお約束の鯉君達が泳いでいます。
御苑の奥まったところに、目的の清正井があります。パワースポットとして有名な所なので、ざっと30人は並んでいるでしょうか。
井戸の丸く清水が湧き出している部分には、手を突っ込むのは禁止です。その、外側ならオッケーですが、英語の注意書きしかありません。
毎分60lもの非常に綺麗な湧水があり、枯れることはありません。案の定、ほとんどの人が真ん中に手を突っ込んでいるではないですか。自分は言いつけを守って、外側の水しか触りませんでした。パワースポットいうぐらいなので、ご利益をお願いいたします。(何のご利益を望んでいるのか?)
ご利益があるという噂と、心霊スポットという噂もあるようです。信じるも信じないも、あなた次第です。
明治神宮:東京都渋谷区代々木神薗町