こないだ京急の、お得なよこすかグルメ切符を使って、横須賀に行ったのである。よこすかグルメ切符とは、販売駅からの往復乗車券と、指定店で横須賀ネイビーバーガーか、横須賀海軍カレーが付いているという特典がある企画切符です。京急品川駅で、2,030円で購入しました。
ネイビーバーガーを食べた記事は、2日前のブログで公開しています。それと、横須賀周辺の区間にはフリー区間が設定されているので、周辺散策もできます。
京急で浦賀駅まで行きます。
そこから、観音崎行きのバスに乗るのですが、その区間も横須賀グルメ切符に含まれているのである。バスは後乗りで、下りるときにグルメ切符を見せればオッケーです。
さて、観音崎を散策してみましょう。
いきなり黒猫と遭遇です。
「いい子だにゃあ」(岩合さんふうに)
「・・・」
相手にしてはくれなさそうでしたが、しばらくしたらゴロゴロしはじめました。緊張しているのでしょうか。
その後、先導するように灯台の入り口へ向かう坂道まで一緒に歩いて行きましたが、坂の入り口で立ち止まって見送ってくれました。野良君なのかなぁ、お世話になりましたありがとう。
観音崎灯台は、一般公開されていて上れる灯台です。
入場料というか、参観寄付金として200円が必要です。ちょっとして展示館もあり、灯台の歴史や構造も知ることができます。
ここが入り口です。観音崎灯台は1868年、開国後日本で一番最初に建設された洋式灯台とのことです。現在の建物は1925年に建て替えられた三代目です。三代目といっても、戦前なので結構年月が経ってますね。
急な階段を上っていきます。途中離合が難しいところもあるので、譲り合って上ります。上部には手すりがありますが、下から見る以上に高い感じがします。テラス部分は、若干外側に向かって下がっているような感じがして、少し怖い感じがしました。ちなみに、離合って九州地方の方言だということを、ブラタモリで知りました。標準語だと、すれ違いということですが、九州の道路では「この先離合困難」とか普通に標識があります。
自動点灯方式で、暗くなったら航路を照らします。
明るいうちは、このように浦賀沖を通過する船舶を望むことができます。長距離フェリーに乗っていると、浦賀水道に差し掛かると急に船の速度が落ちます。これは浦賀水道が東京湾の最も狭い場所であるため、海上交通安全法施工規則で規定されています。制限12ノット(約22Km)というのはかなり遅く感じます。車は急に止まれないといいますが、大型船舶は急に止まれないどころか、方向を変えるのにも時間がかかるので、海上交通の安全のためです。
観音崎灯台:神奈川県横須賀市鴨居4-1187
バス停から徒歩10分くらい。バス停に隣接して有料駐車場があり、水洗トイレもある。