京浜急行でお得な、よこすかグルメ切符を販売しているので、切符を購入して行ってみました。横須賀と観音崎を巡るには、ちょうど都合がいい内容になっています。品川駅からだと2,030円だが、指定店で横須賀ネイビーバーガーか、横須賀海軍カレーが付いているという特典があります。
京浜急行は、特急とか快速特急という速い列車がありますが、乗車券のみで乗れるので便利です。特急の扱いは、各運行会社によって扱いが異なるので、初めて乗る場合は要注意です。京急は列車の本数が多く、なるべく速い列車を選んで横須賀中央まで行きます。
よこすかグルメ切符を買うと、特典が書かれているパンフレットが貰えます。これを持っている人も、ちらほらいるようです。
横須賀といえばカレーの街とのことです。横須賀海軍カレーは、特に有名です。横須賀海軍カレーについて、横須賀市のＨＰに記載があります。それによると「よこすか海軍カレーは、旧日本海軍が明治41年に発行した「海軍割烹術参考書」に記載されているレシピを元に、現代に復元したカレーです」と書かれています。
横須賀市のＨＰで、よこすか海軍カレーについて書かれているページです。
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/faq/shisei/koho/sonota/0614.html
横須賀海軍カレーは何度か食べたことがありますが、必ず牛乳が付いています。現在、海上自衛隊でもカレーのレシピはありますが艦艇ごとにレシピは異なり、毎週金曜日に提供されます。レトルトカレーでも、〇〇（艦名）のカレーというものも売られています。海自の体験喫食（有料）で実際に〇〇艦の海自カレーを食べたことがありますが、ボリュームがあり（カレー・ご飯は任意でとる）とても美味しかったです。鉄板とよばれる金属製の１枚食器に、すべての食材を乗せます。
しかし、今回はの目的はカレーではありません。
よこすかグルメ切符は食事付きなので、バーガーショップを物色します。指定店は、先に貰ったパンフレットに記載されているので、よさげな店を探します。
横須賀市本町にはドブ板通りがあり、飲食店が軒を連ねています。またスカジャンの発祥の地で、第二次世界大戦後、日本に駐留した米軍の兵士たちが帰国する際の土産として派手なデザインのジャケット（スカジャン）が作られました。横須賀のドブ板はその主な販売地だったそうです。
ドブ板通りを散策していると、まずはドブ板食堂を発見しました。
ここは、TSUNAMIです。
次は、ハニービーです。
何店舗も良さげなネイビーバーガー店があるのですが、ハニービーに入ることにします。特に、事前に調べていたわけではありません。メニューは多いのですが、グルメ切符の場合は、指定のネイビーバーガー+飲み物と決まってます。
「京急のチケットでお願いします」
「飲み物は？」（コーラかスプラッシュを選択可能）
「スプラッシュで」
ネイビーバーガーです。大きなバーカーで、ポテトが付いています。
カウンターの中で、ばあちゃんが大きな鉄板で牛肉のパテを焼いてくれます。バンズも焼いてます。肉は、ちょっと焼きすぎか？というくらい良く焼いてくれるのですが、見ていたらすべてそのくらいの焼き方なので、この店のスタンダードなのでしょう。
塩・胡椒・ケチャップ・マスタードはテーブルにあるので、お好みで味付けをします。ハワイに行った時食べたバーガーもそうですが、味付けは大抵薄目で、自分で好きな味付けをするというのがアメリカ流かなと思います。でかい横須賀ネイビーバーガー美味いな。1個で腹いっぱいになりました。
「チーズバーガーとポテト持ち帰りで」（客が入ってきました）
「はい、ポテト」
「あれ、持ち帰りなんですけど」
「あれ、そうだっけ」
「はい、ネイビーバーガー」（なぜか自分の前に出された）
「あ、もう食べてますが」
「どこだったっけ、あっちのお客さんかね」
横須賀ネイビー美味しくいただきました。
「ごちそうさん」
「ちょっと待ってね」
‥‥２分くらい待ちました。（なんかあるのかな？）
「あれ、京急のチケットの人だったっけ」
「です」
「じゃあ、支払いはなしね」
「じゃあごちそうさま」
大丈夫か、ばあちゃん。バーガー作りは上手いけど（笑）
個々に計算すると、ネイビーバーガー：1,200円＋スプラッシュ：350円の計1,550円になりますが、よこすかグルメ切符に含まれます。それを考えると、かなりお得な割引切符と思います。
（参考)
店のメニューを見たら、Big Honey Bee Burger 5,500円というのもあります。写真を見ると、恐ろしいほど巨大である。いったいぜんたい何人分あるのだろうか。
ハニービー：神奈川県横須賀市本町2-1 米海軍基地ゲート前