長瀞の石畳を堪能したのち長瀞駅に向かっていたら、道すがら県立自然の博物館の案内板を見つけました。0.9Kmならすぐだろうと思い、行ってみることにしました。(行き当たりばったりの散策だな)
矢印の方向にずんずん歩いていったら、やっと着きました。900mなのですが、結構歩いた気分です。入館料は一般大人で200円です。
わっサメでかっ。カルカロドン・メガロドンという、舌を噛みそうな名前の古代ザメの模型です。このサメは新生代に生息したいた実在のサメです。新生代は2億5千年前から6600万年前くらいの時代をさします。(結構幅があるな)恐竜もそうですが、進化の過程では巨大化していきますが結局絶滅の道を歩み、比較的小型の生物の方が環境に適応し、生き残ることになります。
巨大サメは、人を襲うという設定で良く映画では登場します。ジョーズが代表例ですが、サメのB級映画は沢山作られています。海の巨大サメは当然として、台風の強風に乗り空を飛んで人を襲ったり、飛行中の航空機を襲うサメもいます。また宇宙に行って、スペースシャトルを襲うサメとかもいて、サメ映画は進化を続けています。(たまにBS放送などでサメ映画特集があったりする)世界中にサメファンは沢山いますが、比較的ニッチな分野とは思います。もうサメ映画の中では、サメが海の中の生物という常識は通じません。(なんのこっちゃ)
発見された骨を基に復元された、カルカロドン・メガロドンです。大きさは、小型のクジラ並みです。恐竜もそうですが、骨は化石として残りますが、皮膚は残らないので色は現代の生物を参考にしたものとなります。サメとは関係がありませんが、最近ではティラノサウルスには毛があったのではないか、という研究も発表されています。(諸説あります)
自然の森(風)が再現されていたりします。
触れる剥製があります。同じところを触られているテンちゃんは、一部毛が薄くなってました。タヌキは剛毛です。普段野生生物を触るという機会はないので、いい経験でした。
糸金といって、秩父鉱山ではひも状の自然金が取れたとか。
一部をご紹介しましたが、200円の入館料にしては見どころ満載です。トイレも綺麗なので、外の公衆トイレを使うくらいなら、入館して見学がてらゆっくりするのもいいでしょう。
さて、長瀞に戻ろうかと思ったら、すぐ近くが東長瀞駅と分かったので、そちらに向かいます。長瀞駅と比べると人も少なく、ひっそりとしています。
生憎、2分遅れで電車を逃したので、30分ホームで待つことになりました。長瀞駅までは歩いても大したことないので、どうしようかと思いましたが、乗り放題切符を持っていたので、電車で移動することにします。
向かいのホームに行く通路です。今は、なかなかこういう通路にはお目にかかれないですね。
長瀞駅に戻り、次は宝登山神社へ向かいます。
夕方、日が落ちるちょっと前ですが、沢山のお参りの人がいます。
ここのおみくじはカラフルです。男みくじや、女みくじがあります。(みくじは引きませんでした)
さらに登ると、ロープウェイがありますが、終電近くだったので山頂制覇は次回にしましょう。歩いても1時間ほどで登れるようですが、1時間たったら真っ暗になるので諦めます。
これにて旅も終わりです、秩父鉄道で帰りましょうか。
埼玉県秩父郡長瀞町