こないだ(2016年11月3日)、航空自衛隊で入間航空祭が行われるということなので、入間基地に行ったのである。誰かが入間航空祭というより「人間航空祭だぁ」と言っていたが、どういうことか確かめに行ってみましょう。
西部新宿線で、新宿⇒所沢(西武池袋線)⇒稲荷山公園到着です。
駅を出たら凄い人だが、臨時改札口が出来ていて、どんどん人をさばいている。(これはさすがだ)
臨時改札口を出たら、もう基地内に入っていました。簡単な持ち物検査があり、滑走路方向に向かいます。人の流れに乗って歩いていたら、輸送機の編隊が見えます。C1輸送機のダイヤモンド編隊だ。ブルーインパルスや、練習機のダイヤモンド飛行は見たことがあるが、こんな大型機のは初めて見ました。そうか、入間基地は航空団があるわけじゃないので、戦闘機の基地ではないのですね。
巨大な輸送機が密集して飛んでいるのは圧巻です。
落下傘部隊の降下演技が始まりました。
さらに、U-4が飛来します。U-4は指揮連絡・輸送・訓練支援などの目的のための、多用途支援機で1995年度(平成7年度)に航空自衛隊で採用されました。
もう、混みすぎて滑走路にたどり着けません。レジャーシート禁止とアナウンスしているけど、お構いなしにそこいらじゅうに家族単位で座っています。必然的に通路は狭くなっているので、身動きできなくなります。さらに、人が増え続けているので、身の危険を感じて退散することにしました。(万一将棋倒しになったら危険)ここで、入間航空祭ではなく、人間航空祭の意味が痛いほど理解しました。
駅に戻っていく途中で、南極観測隊が持ち帰ってきた氷を展示していました。並べば触れるということで、10人位待ちだったので触ってみました。つめて~、細かい気泡が封じ込められているように見えました。太古の地球の空気が閉じ込められています。
隣では、南極の石も展示されていて、お触わりOKです。
滑走路を後にして、稲荷山公園駅を通過し、警備犬訓練展示場方面に向かいます。こっちのエリアは、比較的すいていて、食べ物・飲み物もそんなに並ぶこともないです。また場所に余裕があるので、レジャーシートの使用可能です。
メイン会場からちょっと離れていますが、ブルーの展示飛行も見られます。ブルーインパルスは宮城県松島市の航空自衛隊第四航空団の第11飛行隊で、T-4ジェット練習機を使っています。
T-4の美しい機体を、望遠レンズで狙ってみました。
場内アナウンスも聞こえるので、滑走路から離れていても問題なく楽しめます。
NIKON D50に300mm単焦点レンズです。晴天なので、綺麗に撮れてます。ブログにアップする際には、かなり圧縮しているのでシャープさは無くなってしまいます。(ブログの無料容量の関係です)
ブルーの飛行が終われば、基地祭りも終了です。帰りも稲荷山公園駅から西武線に乗りますが、池袋方面は劇混みなのは予想していました。でも、電車を1本くらい待つつもりなら、乗れないことはありません。侮れんな人間航空祭、じゃなかった入間航空祭。
航空自衛隊入間基地:埼玉県入間市黒須1371-8 入場無料
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