こないだ、日出山にハイキングに行ったのである。JR五日市線の武蔵五日市駅で下車し、そこからバスに乗ります。駅前の案内板を見ようとしたら、なぞの爺様がいらっしゃる。
「どこに行くの?」(なぞの爺様)
「〇〇です」(観光客っぽい人)
「じゃ、2番乗り場のバスね。時間は確か〇〇分があったはず」(なぞの爺様)
「あんたは?」(なぞの爺様)
「つるつる温泉方面です」(N村)
「3番乗り場ね。時間は確か〇〇分があったはず」(なぞの爺様)
「有難うございます」(N村)
観光案内所の人でもなさそうだし、制服や腕章もないけれど、有難うございました。教えてもらった〇〇分発のバスは無かったけど、乗り場が分かって助かりました。つるつる温泉行きのバスは、1時間に1~2本程度です。料金は400円で、交通系カード使用可です。
せっかく教えてもらったのですが、タイミングが悪く40分待ちでした。
あれれ、これはなんだろう。列車っぽいけど、道路を走っているのでバスっぽくもある。
・機関車バスという。名前は「青春号」です。つるつる温泉の「生涯青春の湯」が由来とみた。
・機関車といっても、線路がなくても走れる。
・料金は一般バスと一緒。
・つるつる温泉行きの特別バスだが、すべてが機関車バスではない。
・運転席と客車が別なので、車掌がいる。
・交通系カード使える。
つるつる温泉行が、すべて機関車バスではないのでラッキーでした。一番前に陣取ります。
日出山登山が目的なので、つるつる温泉のひとつ前の、日の出山登山口で下車します。駅から、約20分です。
ここから、登山口に入ります。
東京都にもツキノワグマさんが、生息してます。念のため、鈴を鳴らしながら山に入ります。
まだ、舗装道路ですね。民家があります。
ここから、舗装道から外れて旧道の山道に入ります。まっすぐ行くと舗装道の新道ですが、旧道の方が人気があるとのことです。
馬の背みたいなところもありますが、道標が整備されているので迷うことはないでしょう。
なんか、ランニング+短パン+サングラスの「アスリート」みたいな人たちが、ばんばん走っています。なんでや?と思ったら、「山岳耐久レース」をやっていたようで、その選手たちでした。
山岳耐久レースのルートが示されてます。
こっちは、ひーひー言いながら登っているのに、山道を走り抜けて行きます。すごいな、山岳耐久レースの選手たち。
最後の一登りです。
きた~、山頂には東屋があります。
三角点制覇しました。標高902mです。
「写真撮りましょうか?」(登山者のおっちゃん)
「いや、大丈夫です」(自分の写真は撮らない)
「じゃ、撮ってもらっていいですか」
「いいですよ」(なるほど撮ってほしかったのね)
ここで、おっちゃんは写真が撮りたかったようです。
登ったら、下山です。今回はふもとの、つるつる温泉に行きたいので、登ってきた道を下山します。
橋のたもとで、なぞのオブジェを発見しました。さかなかな…
カエルかな…
エビかな…
鉄の芸術なんだろう。誰が作って置いたのだろうか? しかし、良く出来ているなぁ。駅前のなぞの爺様といい、山道のなぞの芸術作品といい謎の多いハイキングになりました。
道すがら、花を見ながら下山しました。
日出山 東京都西多摩郡日の出町