こないだ(2016年9月22日)、地下鉄の副都心線に乗って、陸上自衛隊朝霞駐屯地内のりっくんランド(広報施設)に行ったのである。地下鉄副都心線の和光市駅で降りて歩いていきます。和光駅は東京メトロの有楽町線・副都心線と東武東上線が乗り入れていて便利な駅なのですが、利用したことのない者にとっては、少々分かりにくいです。(とくに帰りが)

 

 その日は生憎の雨です。すごい雨なので、横を走る車の水はねを警戒しながら、国道254を歩いて行きます。

 ばしゃーーん‥‥(案の定車の水しぶきが飛んできます)
「おっと、危険だな」(車はスピードを落とさず、おかまいなしに走りますからね)

 しばらく歩いたら、看板がありました。駅からだと、徒歩20分くらいかな。


 駐車場あります。(今回は徒歩ですけど)

 入館無料です。かつて、某Rほー氏の事業仕分けで有料になったのだが、広報センターの趣旨に則って再び無料化されたことは良かった。大雨にも関わらず、家族連れが多いようです。無駄を省くというのはいいのですが、なんでもかんでも仕分けしたらいいってもんじゃないと思います。

 まず、戦車の歴史のDVDを見ましょう。約1時間番組で、大きなスクリーンに投影されます。開放されている広い部屋なので、途中からの入退場は自由です。しかし、どこかの子供3人組が、鬼ごっこをはじめた。ぎゃー・・ははは。わ~、ぎゃははは・・・親は注意しないのかな? 

 七四式⇒九〇式⇒一〇式戦車の開発秘話が見られる。ちなみに、このDVDは、売店で売ってます。2Fに上がると、PKOの資料があります。イラクの「サマーワ宿営地」ですね。サモアではありません、サマワ急便でもありません。(なんのこっちゃ)

 UH-1S(アパッチ)や、九〇式戦車がある。(この九〇式は、試作車とのこと)

 アパッチのコックピットも見学可。見るだけで、乗れませんよ。

 屋外展示もあります。一〇式(最新式)戦車の実物です。三菱重工業製の、製造番号001型です。(ということは、これも試作車なのかな?)

 地下指揮所も見逃さないように、行ってみましょう。

 3Dシアターは見ごたえあります。定員が25名と少ないので、ぎりぎりに行くと入れない可能性があります。毎回内容が違うので、時間があれば複数回見てもいいでしょう。椅子に振動装置があるようで、音に合わせて振動します。補助のパイプ椅子に座ったら、体験できません。

 隣接する、振武臺記念館(しんぶだいきねんかん)も見学可能です。ツアーもありますが、自由時間にはツアーでなくても入れます。ツアーに参加希望の場合は、受付をします。

 勝手に行きました。ここも、無料です。

 かつて座間にあった、陸軍士官学校の皇族舎を隊員の手で、移築したものとのこと。内部の撮影は禁止です。

 半日遊んでました。子供には、フライトシュミレータもいいでしょう。大変な人気で行列でした。自衛隊発行の朝雲新聞があったので、一部貰ってきました。自衛隊の記事に特化しているので、珍しいです。


 陸上自衛隊朝霞駐屯地:埼玉県朝霞市栄町4-6 Pあり 駐屯地は和光市と朝霞市の境くらいにある。最寄りは、和光市にある和光駅なので、3市が近い場所にあります。