さて昨日の続きですが、とこ秋フェスタを堪能した後、航空発祥記念館に向かいました。実は、あるところで「中島飛行機の傑作戦闘機」特集をやっていると、見たからなのであります。

 通常展示:510円
 大型映像館:620円
 お得な共通券:820円(これがいいかな)

「お得な共通券を下さい」
「次回上映は、14:20です。時間前に映像館前にお越し下さい」
「分かりました」
「展示館は、再入場可能です」

「りょうかいです」

 ノースアメリカン社の、レシプロ式T-6G練習機です。航空自衛隊では1955年から米軍のT6シリーズの供与を受けパイロット養成用に使用しました。T6シリーズ(D・F・G)180機のうち、T-6Gが一番多く162機を数えます。

 これは、シコルスキー・エアクラフト社のH-19ヘリです。航空自衛隊では、1957年(昭和32年)から1971年(昭和46年)まで救難ヘリコプターとして活躍しました。


 中も見られます。

 コックピットも自由に入れます。救難ヘリなので、下の方に対しても視界が開けています。

 中島の傑作機、陸軍九七式戦闘機のレプリカです。九七戦と呼ばれ試作番号はキ27で、日中戦争から太平洋戦争初期にかけて活躍しました。固定脚(脚が収容できない)にもかかわらず、優秀な機体であったたのドッグファイトにも強かったそうです。しかし戦争末期には特攻機としても使われました。

 

 この機体はレプリカですが、本物の機体(九七戦乙型)が1996年に博多湾埋め立て工事中に海中で発見され、引き上げられました。修復された機体は、筑前町の大刀洗平和記念館に展示されており、現存する唯一の九七戦です。

 と、まあ展示物の一部です。

 中島飛行機とは、戦前~終戦まで日本の航空機産業を担った航空機エンジンメーカーであり、数々の傑作機を作っていました。

 2Fには、フライトシュミレーターがあります。

「100年前の飛行機と、現代の飛行機が選べます」
「初級はどっちですか?」
「100年前です」
「では、初級でお願いします」

 エンジン全開で、離陸します。操縦桿を引いたら機種が上がって、失速しました。何回やっても、離陸できません。(下手やな)
「はい、お疲れさまでした」
「飛べませんでした」

 映像館は、期待以上に面白かったぞ。内容的には、「ナイトミュージアム」っぽいです。

 飛行機マニアのためのグッズもあります。

 半日は楽しめます。
 帰りしな・・

「あれ、駅の時計って針がプロペラなんだ」


 所沢航空発祥記念館:埼玉県所沢市並木1-3 航空記念公園内