こないだ(2016年9月3日)、お台場の科学未来館に行ったのである。宇宙飛行士の、毛利 衛さんが館長です。大変な人気で入場者数もかなり多く、アジアや欧米系の方も多く訪問しています。

 チケットを買うのに、5分ほど並びました。忍者展は別に見なくていいし、ドームシアターは劇混みで、残りは最終回が数席のみらしい。最終回の時間まではいないだろうし、ということで今回は常設展のみにしました。
「常設展、一人です」
「620円です」
「カード使えます?」
「はい」
 
 チケットを片手に館内へはいります。3F、5Fが常設展示場のようです。

 館内吹き抜けに浮かんでいる、でっかい地球が目を引きます。今は、世界の気象情報を投影しているが、いろいろな情報を映せるようになってます。

 これは、マツココロイドでTVに出演していた、あの人ですね。そして、このアンドロイドもテレビで見たことある。

 マツコロイドにしては、痩せているなぁ。(違うと一目で分かるだろう)ほんとうのマツコロイドはテレビで見ましたが、気持ち悪いほど似ていました。アンドロイドで、あまりに人間に似いてる場合は不気味の谷といって、好感度より嫌悪感が勝るという心理現象が発生します。なんとなく、不気味の谷に近づいているとは思いますが、まだアンドロイドと一目で分かるくらいなのでそうでもありません。もう少し先にある不気味の谷を越えると、区別がつきにくくなるのかもしれません。

 だいたいどこも事前整理券制になっていて、気軽に見て廻れるという雰囲気ではないのであります。これは、インターネットの仕組みを説明するモデルだそうです。出発点から球(データ)を送出すると、いろいろなサーバー(中継点)を通って、目的地(受信点)に到達するというものです。整理券なしでも、体験できるということなので、させていただきました。といっても、球を流し出すだけですけど。

 HⅡロケットのLE-7Aエンジンの模型があります。でかいなぁ。

 スーパーカミオカンデの模型です。これは、岐阜県飛騨市神岡鉱山内の地下1000mに建設された、世界最大の水チェレンコフ宇宙素粒子観測装置です。ニュートリノの検出に成功したセンサーですが、本物は確か設置工事の時、かなりのセンサーが割れた事故があっように記憶してます。

 

 スーパーカミオカンデHP:https://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/sk/

 内部の模型で、この一つ一つが検出器です。写真撮影は、特に制限ありません。

 本田技研工業が開発した、ASIMO君のショウが始まりました。子供最優先、次に親子連れ優先というように順序だって座ります。おっさん一人は問題外なので、近くで見るより5Fの通路からの方が見やすいと思い、上部から見学しました。写真撮影は可能ですが、落下防止のために、ガラスの外にカメラを出さないようにと注意があります。

 

 ASHIMOくんはロボットであり、人間型ではありますがアンドロイドとはいえるような容姿ではないので、不気味の谷とは縁が遠そうです。

 約、10分ほどのショウです。片足でケンケンしたり、ボールを蹴ったりと。二足歩行のロボットには、かなり高度な動きを見せます。整理券を貰ってディープに入り込まなければ、常設展示だけの見学時間は、1時間半程度といったところでしょうか。

 科学未来館:東京都江東区青海2-3-6 Pありますが、土日は満車になることも多いようです。