こないだ(2016年3月13日)、はとバスツアーで富岡製糸場と碓氷峠鉄道文化むらに行ったとき、昼食として峠の釜めしで有名な、おぎのやに行ったのである。富岡製糸場については昨日のブログ紹介しており、碓氷峠鉄道文化むらについては、後日ブログでご紹介します。

 

 JR信越本線が、横川~軽井沢間の碓氷峠を通っていたころ、駅弁として峠の釜めしが売られていました。昔から、益子焼の釜に入っている釜めしは、独特の駅弁の形であったと思います。列車が横川駅に到着すると、売り子が釜めし弁当を売り歩くというのは、定番の風景でした。国鉄(当時の)で横川駅に行ったことはないので、駅弁としての釜めしは買ったことがないのですが、親の車で連れて行ってもらった時は、駅だか近くの売店だか忘れましたが、この釜めしを買って帰ったことがあります。

 

 長野新幹線(後の北陸新幹線の一部区間)の開通に伴い、横川~軽井沢間の鉄道は廃止されました。この区間は列車が上れないほどの急こう配が続く区間で、アプト式という特別な列車と線路が使われていました。、

 

 信越本線が廃線になったので、峠の釜めしは駅売りができず、ドライブインとして営業されています。でも、名物が残って良かったと思います。バスツアーなので、昼飯もついています。

「昼食会場の、おぎのやです。お二階にどうぞ」

「はい」(ツアー参加者は、みな会場に向かいます)

 一階は一般客で混雑していたが、団体専用の二階はゆったりしていました。こういう場合は、ツアーは便利です。

 おぉ、豪華な昼食だな。釜めし御膳みたいです。日帰りバスツアーでは、昼食も楽しみの一つですから嬉しいですね。

 鶏肉うまっ。たぶん、昔から変わらない味と内容と容器なんだろう。このデザインの釜めしの窯は見覚えがあります。

「釜は持ち帰っても結構です。ただし途中で気が変わって、車内に残すことはご遠慮下さい」(そりゃそうだな)

 自分的には、持って帰りました。

「食べ終わったら、味噌すくいがあります。一回だけですよ。取り放題ではありません」

 おばちゃんパワー恐るべし。容器ぱんぱんにすくっている、パワフルおばちゃん凄すぎです。自分的には、半分くらいでいいかな、そんなに使わないしな。
  
 釜、持って帰って何に使うんだ…

 おぎのや:群馬県安中市松井田町横川297-1