こないだ(2016年7月31日)、お台場散策に行ったのである。フジテレビ本社から、徒歩で船の科学館に移動しました。たまに通り雨があるが、晴れ時々曇りで日差しがきつい日です。遠目からでも、船の科学館ということが一目で分かる建物のデザインです。というか、船そのものですね。
敷地内には、双胴船の実験船が展示されていまする。以前、神戸港に行った時も、こういう実験船の展示が多くありました。
マリンエースという実験船ですが、説明板は雑草に飲み込まれそうです。三井造船が製造した双胴船の実験船で、揺れが少ないとか、波浪時のスピードが低下しないという特徴があったようです。商用には使われることなく、実験終了後は船の科学館に保存されました。
これは、「ヤマト1」の推進部です。船体は神戸港で保存されていますが、推進部はお台場にあったのは初めて知りました。ヤマト1というのは、超電磁電動実験船でスクリューなしで推進することができる実験船です。形状は、サンダーバード2号に似ていなくはないと、個人的には思います。こういう実用化にはならなかったが、データ収集のための実験船があるのですね。
屋外展示では、深海艇も見られます。
本館は、リニューアル工事のため閉館とあります。屋外展示と別館は、見学できると書いてます。すぐ隣の別館に行ってみると、入館料無料で入れました。
初代の南極観測船、宗谷の展示を中心としてます。外は、めちゃ暑いので冷房がある部屋に入ると、ほっとします。
ふ頭にはも南極観測船宗谷の実物が展示されていますので、行ってみましょう。宗谷は初代の南極観測船ですが、ソ連(当時)からの発注で、昭和13年に砕氷型貨物船として建造されました。しかし、第二次大戦の数年前ということもあり、ソ連には引き渡されなかったという歴史があります。
宗谷に関しては、後日のブログでご紹介いたします。
船の科学館:東京都江東区青海二丁目地先