2017年、JAXA調布航空宇宙センターの一般公開に行ってみた。深大寺の第一会場と大沢の第二会場が開放されます。第一会場は普段でも一部開放されいてるので、今回は公開されない第二会場を最初に行くことにしました。
京王線調布駅北口、11番バス乗り場から鷹51系統に乗り、大沢コミュニティで下車します。ほんとは、調40系統で調布飛行場行きに乗れば、より近いのだが本数が少ないようだ。大沢コミュニティから、調布飛行場を横に見ながら歩いて行きます。
バス停からJAXAまで、徒歩15分くらいであります。天気も良かったので、良い散歩だったな。
第二会場到着です。第一会場への無料シャトルバスがあるので、後での移動に便利です。
各展示物を見て廻りましょう。航空宇宙技術研究所なので、航空機もあります。JAXAの多目的実証実験機 MuPAL-αです。ちゃんと、飛びますよ。
絵葉書貰いました。
日本が開発中の、次世代小型超音速旅客機のモデルです。超音速では衝撃波(ソニックブーム)が出て、地上に影響を与えます。
そのため、ソニックブームを低減する技術を研究しています。コンコルドの音の1/4(音圧)を目指しています。コンコルドは音速を超える唯一の民間航空機でしたが、パリでエールフランス機が離陸時に事故を起こしました。直前の他機が滑走路上に落とした航空機の部品を、エールフランス機が踏みタイヤがバーストします。さらにバーストしたタイヤの一部が燃料タンクを直撃するという不運が重なり、離陸中の機体が爆発しました。対策は行われたものの、高額な運賃や燃費の悪さなども加わり、ついには運行停止に追い込まれました。
ソニックブームの体験ができます。
「まずは、コンコルドの衝撃波いきます」
どどどどーん!!
「次は、次世代超音速機いきます」
どーん!
音圧で1/4になりました。という結果なのですが、文字じゃなかなか分からないと思います。実際には、小さくなったなと率直に感じます。
これは、無人機のモデルです。
大気圏再突入用アブレータのモデルです。(カプセルの内部を熱から保護するもの)
こちらは家族連れに大人気で、コックピットで写真が撮れます。気分はパイロットですね。
一番びっくりしたのは、ヘリコプターのシミュレーション装置です。あらかじめ準備した画像を流しており、コックピット近くで見られるのですが、このシミュレータ台に乗った瞬間に、脳がフライトを始めました。実際は動いていない台が、あたかも右に左に傾いて感じられます。すごいな、シミュレータ!
「これからは、繰り返しの画像になりますので、並んでいる人と交代してくださ~い」
というくらいの人気でした。次は、シャトルバスに乗って第一会場に向かいましょう。
JAXA調布航空宇宙センター:東京都三鷹市大沢6-13-1