塩釜神社に行ってまいりました
去年のちょうど同じ日程で塩釜神社でワークショップを開催させていただきました
その時のテーマが
「本気なら塩釜」
そう、この塩釜ワークが決まってから
エジプト行きが決まり
そしてイギリスレイラインツアーにも参加してしまい
ホントにこの一年でたくさんの経験をさせていただいたので
「塩釜神社にお礼したい！」
そんな思いで行ってまいりました
塩釜、もちろん震災や津波の被害もあった地域です
去年の塩釜ワークでみんなでランチしたお店も流され
下見で訪れたレストランも流されたと聞いていたので
どんな感じになっているのか？
気になってました
シャスタツアーで知り合ったKさん
また今年も連絡してみたら
予定を開けて案内してくださいました
本当にありがとうございました
去年もお会いしたKさんのお父さんとも再会
「お父さん、お久しぶりです！」
と言ったときの笑顔を見て
「またお会いできた！」
うれしくて！！
震災のときもKさんと連絡が取れて
お父さんもご家族もみなさん無事だと聞き
今回もお会いできる運びとなったので
お元気なんだろうと勝手に頭の中では思っていたものの
実際にお元気な様子を見ると
何ともいえない安心感
数少ない東北の友人
大変な災害があって
そして改めて再会できて
言葉にはうまく表現できないけど
「よかった」って
本当によかったって思いました
塩釜神社、御釜神社、竹駒神社、金蛇水神社
神社をまわる車の車窓から
被災した地域を垣間見ることができました
「この橋が明暗を分けたんだ
この橋の向こう側には津波が来なくて
こっち側は全滅・・・」
「この店は地震後にシャッターを閉めて
従業員が店の中で待機していたんだ
情報が届かなくて、店の中にいた人全員が流されたんだ」
「ビルの４階からは津波がやってくる様子が見えるから
通りを歩いている人に逃げろ！って叫ぶんだけれども
普通の人はそんなふうに叫ばれても
聞く耳もたないよね・・・
危ないって感じた人は走ったり、電信柱によじ登ったりして難を逃れたけどね・・・」
「水が引いてから道路の真ん中にある白い線だけを見て歩いた
みんなで下だけを向いて歩いたんだ
だっていろんなところに死体があるんだもの
なるべく何にも見ないように白い線だけ見てたんだ」
「死体も五体満足ってわけじゃないし
目を見るなって言っても
見ちゃうときは見ちゃうし・・・」
「この通りを下っていくでしょ？
ここからは急に何にもなくなるからね
あ、電気が付いてる！
よかったな～電気が戻ったんだ」
「うちの親戚のじいちゃんは漁師してんだ
じいちゃんの船だけが、なぜか岩と電信柱に挟まって流されなかった
思わずガッツポーズしたって！
いまでも漁に出てるよ」
「多賀城は輸出用の車を一時的に保管しておく倉庫があったんだ
だから他よりは車があふれちゃって、たくさん流されたんだ
翌日に来てみたら流された車のガソリンタンクのふたがみんな開いてるんだ
ガソリン抜いて持っていくやつがいたんだな～
普通の人がやってるんだ
車だって横転してたりしてるから
ガラス割って中のものをとっても誰もわかんないもん
地震って恐ろしいよな
地震がなかったら、きっとガソリン取っていくなんてことなかっただろう人たちが
実際に行動に移すんだもん
やっぱりモラルも揺らぐんだな」
「略奪はなかったって報道するんだな～って思ったよ
実際には倒壊した家に入って
物を獲ってく人だっていたよ
（もちろん一部だよ）
だけど、うまいこと報道するんだな」
「地震が来たらまず風呂にたくさんの水を貯めるんだよ
風呂いっぱいの水があれば
一週間は水が持つからね」
「街はひげぼうぼうで髪ぼさぼさで浮浪者みたいな人ばっかりだった
風呂入ってないんだからさ
仕方ないけど
女の人は帽子かぶったりしてうまいこと隠してたな～」
Kさんは冗談交じりでポツポツと震災について語ってくれました
何にも返す言葉がないんだけど
シャスタで会った不思議なご縁だけれども
この人がこの地で元気で暮らしてる
そのことが本当にありがたいって
本当にそう思った
何か力になることなんてないかもしれないけど
Kさんが動くときは
私もお手伝いしたいなって
そう思いました
Kさんはスピリチュアルツアーを企画する会社で活動を始められました
やっぱりシャスタツアーやりたいな～
Miracle Network
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