真に安らぎ、平安、そして喜びを人生にもたらそうという意識こそが
今の日本人に求められているのです。
今、日本人には、人間の魂の希求するところである、
やすらぎ、平安、喜びといったものを人生にもたらそうという意欲、
意識がありません。
すなわち、自らの人生を幸福に導く力なぞ自分にはないと思い、
自分の人生を好転させることなどできないと思いこんでいるのです。
自らの人生を幸せにするのは自分だという意識が少ないのです。
幸せとはありとあらゆる場面で感じることができ、日常のあらゆる領域において
もたらされる、いわば神の息吹とでもいえるものであるのですが、
その神の息吹の中にどっぷりとつかりきることが不安なのだとでもいうかのように
幸せや喜び、心の平安がもたらされているのに、次なる不幸といったものに
心を慣れさせ鍛えているかのように
「この幸せはいつまでも続かない」
「束の間の幸せを大切にしよう」などという言動や思考に操られ
エゴの領域から抜け出せずにいるのです。
それゆえ他者が幸せであるとき、自らは幸せではないと感じたり、
他者の幸運を妬んだりするのです。
すなわち、すべての分離のはじまりであり、他者との一体感、ワンネスを
体験することがアセンションのはじめの一歩だとするならば
それこそが次元を超えると意図したものと、そうでないものとを分ける
ポイントになっていくのです。
完全に神を信頼し、神に愛され、すべては与えられているのだと知るとき、
人は完全に癒され、満たされ、どのような状況、境遇にもやすらぎ、平安、喜びを
見出すことができるのです。
神の息吹の中にどっぷりとつかりきる勇気こそ力であると知りなさい。