この列車は「レストラン列車」です。
(窓がない、黒いところは厨房だからです。)
料理を監修しているのは福岡市で「La Maison de la Nature Goh 」の
オーナーシェフの福山 剛(ふくやまたけし)さんです。
La Maison de la Nature Gohはミシュランの一つ星レストランですから、
いやー、私、2月はミシュランのフレンチレストランに2件も行ったことになりますね(;^_^A
さぁ、乗ってすぐに飲み物のオーダーです。
黒いのはメニュークリップ代わりの石炭です。
何にしようかと迷いましたが、子供は「福智町はちみつジンジャー」だったような?
これ、アワというかシャーベットなんですよね。
私は同じようなシャーベットを作った「田川トニック」をあとで頼んでみましたが、
まずは前菜から。
こんなので出てきます。
ことこと列車の風呂敷です。これ、お土産でいただけました。いい思い出。
中身はというとこんな感じです。
あ、福智リッチビールのとよみつひめバージョンが映り込んでしまった(笑)
ふんわり香りがしておいしかったですよ!
そうそう、ドリンクメニューを見てもわかるように、この列車は
「田川の総力をあげて」フレンチコースを作っているのです。
クルーの方が手作りのボードで説明に来てくれました。
一つ一つが丁寧に作られていて、かつ「田川地区の底力」を感じましたね。
大変おいしかったです。
次はウニとカニの入ったジュレかけのブラマンジェです。
おいしいのぉ。。
写真撮ってたら、サービスチーフの男性の方が剛さんの人形をそっと横に
おいてくれました(笑)
お次はフリットです。真っ黒でしょ(笑)イカ墨のフリットなんです。
石炭をモチーフにしてるんですね。ナイス!
添えられたタルタルソースもさっぱりしていてよかったな~。
さて、メインディッシュはアツアツのお皿でこんな形で出てきました。
この焼き物も地元の上野焼でした。
パラフィンをそっと開けると・・・
美味しそう~~(≧∇≦)!!
いや、おいしい!
どうしてこういう形にしているかというと、厨房がとても狭いからです。
作ったものをこうやって入れておくと、こぼさず、汚さずに出せるからでしょう。
よく考えられているメニューです。
もう終わりかと思ったら(というか、メニューには載っていなかった)
グラタンまで出てきました。うーん、満足。
実はとり忘れたけどパンもとてもおいしかったんですよね。。
そしてコーヒーと一緒に出されたのは地元の九州菊(くすぎく)さんの
日本酒で作ったデザートです。
しかしここでサプライズ!!
先のレストランになぜ行ったかというと、子供の誕生日祝いだったんですけど、
申込書の情報を頼りにこの2月29日という4年に1度しかない日に乗ったおかげで
子供は「2月の誕生日の方」に含んでいただいてサプライズプレゼントです!!
しかもクルーの方全員で「ハッピバースデートゥーユー♪」と誕生日のうたを
歌ってお祝いしてくれたんです!!
いやー、幼稚園以来だ、、といって、大変喜んでいました。
あ、なので、彼女、彼氏、奥様、旦那様、誕生月にこっそり予約は
ものすごくアリだと思います!絶対喜ばれますよ!!
クルーの方の楽しい放送と、ご案内もふんだんにありました。
ここは油須原線でも一番の見どころと言われている複線用のトンネル、
九州最古の鉄道トンネルの「第二石坂トンネル」です。
それからも川に沿って走る美しいカーブを描く田川線。
この時はアナウンスでほとんど全員が前に集まって景色を見学しました。
楽しい時間はあっという間に過ぎて。
雨で少し寒かったけれどこころは晴れ晴れほっこり。
「私の愛することこと列車とそのクルーをどうぞこれからもよろしくお願いいたします。」
サービスチーフの挨拶が心に沁みる旅でした。
4月はお休みらしいですが、一度はご乗車されることをお勧めします(^_-)-☆
5月以降のご予約はこちら
http://www.heichiku.net/cotocoto_train/202004-06.html
あ、私はヘイチクのファンですが、利害関係はございません。
アフィリエイトもしておりませんので、私には一円も入ってきませんが
本当に良かったし、田川地区の発展を心から願っている一人として
ご紹介させていただきました(o˘◡˘o) ♪