これは本当に命としての、フィジカルなとでも言えば良いでしょうか、そういった意味での命の成立の話です。

 

 

アセンダントというのは本来その人の個性や資質みたいなものを見るもので、命が物質に転化される部分というか。

12ハウスからの流れを考えると分かると思うのですが、12ハウスというのは本来個性などというものはなく、それは個性がその人の肉体から出てくるものだからと言えるかもしれません。魂に個性はありません。だからこそ混ざり合うことができるのですね。

もちろん生まれ変わって、「あ、この人は前世でこういうことをしたんだな」というのは分かりますが、それはあくまでも肉体を持った時のその人がやったことであって、命としてのその人。魂としてのその人がやったことではないと考えています。

地上なのか天上なのかの違い、といえば分かりやすいでしょうか。

 

 

なので、魂が命として分離して地球上に生まれてきたとき、何を持って物質として命を成立させようとしているのか、ということがアセンダントとそのルーラーやハウスによって分かるのでは、という話です。

 

 

例えば山羊座のアセンダントで土星が9ハウスに入っていますという場合には、基本的には王道の中から自分がやったことがなくて、しかも周りが「楽しいよ」「これいいよ」ってお勧めしてくれるものを片っ端からやってみたい、ものにしたい、というのが基本的なスタンスであり命を成立させる方法です。

だから例えばずーっと同じところでお勤めとか、お勤めでもいいんだけど趣味がないとか、人付き合いがほとんどないみたいな感じだと、この刺激が受けられないので命を成立させようという気がなくなっていくということです。極端に言えばね。

 

あるいはおうし座のアセンダントで金星が7ハウスに入っているのであれば、ある程度贅沢をしてある程度身ぎれいにというかきらびやかにして、この世の楽しいと言われるものは経験をしたり、人から「それいいねぇ」と言われるような状態であることが命の成立のためのステップです。

それを実現できるかどうかは別としても、そうした人を見ながら情熱を燃やして仕事に励み、金銭を得て少しでも近づきたい、という感覚もあるでしょう。だから相手の立場や相手からどう見られるか?ということに敏感になりやすい。

 

 

アセンダント自体をそこまで重視はしませんが、アセンダントをベースにして三次元的に命が成立しているので、まったく無視してよいということにもなりません。

そしてチャートルーラーの天体がどのようなアスペクトを取っているかを重視されるのは、こうした背景があるからです。

もちろん命がどうの、魂がどうのと言ってしまうと急に怪しくなるのでそのような言い方はしませんが、解釈としてこのように考えておくと、そしてそこからマインドマップのようにどんどん関連性のあるものを広げていって見てみることによって、客観的な命の輝かせ方や活用の仕方が分かるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

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