ホロスコープの配置で
左側(アセンダント側)に偏っている人と
右側(ディセンダント側)に偏っている人がいます。
もちろん全体的にばらけている人もいるのですが
今回は右側に偏っている人の話。
こういう人に向かって
「自分軸を!」と言っても
意味がありませんよ、という話です。
なぜか?
自分軸を持てる人、持てない人がいて
西側に偏っている人は
人の評価を受けて自分を調整していくとか
相手の評価でOKが出ればそれでいいし
相手が「ここをもう少しこうしてほしい」
と言えばそのようにする、という性質があります。
これは協調性があるとか何とかっていう話ではありません。
そうではなく、自己に対する評価を
相手に委譲することが出来る人、ということです。
つまりは自分軸=他人軸の人たちなので
自分中心に考えるとか、自分軸を持てと言われることについて
違和感を覚えて当たり前なんですね。
あなたはどうしたいの?
と言われたときに
「あなたと同じものを食べたい」
と言うことは他人軸でしょうか?
そうではありません。
「この人と同じものを食べたい」
という欲求があってそれを素直に表現しています。
西側にたくさん天体がある人は
自分軸が…という風潮に振り回される必要はありません。
っていうかさ、自分軸自分軸言うけど
それって別にわがままでいて良いということではないじゃないですか。
なのにそういう勘違いしてる人も結構いますよね。
自分の気持ちを後回しにして何が悪いんでしょうか?
それでその場が丸く収まるなら良くない?
自立するっていうことと自分軸を持つってことは
重なる部分もありますが全く同義ではありません。
天体の分布に関わらず、
自分の意見を押し通すべきところ、そうでないところの
メリハリがついてさえいれば良いと思います。