鋳造(ちゅうぞう・キャスト)製法と鍛造(たんぞう)製法の違い | ジュエリーピア

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ジュエリーピアのスタッフブログを読んでいただき、ありがとうございます!


本日は代表的なジュエリーの制作方法2つの違いについて書きたいと思います



一般的にジュエリーは同じ物を大量生産します
【鋳造製法(以下キャストと記載します)】と呼ばれている【型に流して固める】方法で制作されます。
地金を熱で溶かし、型に流して固めます。


キャスト製法の長所と短所は以下の通りです


【鋳造(キャスト)製法】
長所:大量生産が可能
   制作する時間が短時間で済む
   華奢なデザインや複雑なデザインの製作が可能
短所:型に流す時に細かい気泡が入る為、厚みが無いと変形しやすい。
   型に流すので、アレンジが利かない(型通りの形しか作れない)
華奢なデザインは強度が低く、より丁寧に扱わないといけない




そしてもう1つの鍛造製法について
当店の手作り鍛造製法は、キャストと違って型がありません
金属の強度を上げる為に、溶かした金属を叩いて圧縮して制作しますハンマー
全てイチから作っている為、職人さんの腕が問われる製法です。
デザイン部分も固まりを削り出し、ノミと金槌で彫ります
※ちなみに日本刀も同じ鍛造製法で作られています


鍛造製法の長所と短所は以下の通りです


【鍛造製法】
長所:キャストと比べて強度が高い!(約3倍~5倍)金属の密度が高いので変形しづらくなります!
   型がないので好きな形に制作でき、アレンジすることができる
短所:大量生産できない
   時間がかかる(指輪1つ作るのに1日半程かかる)
   職人の腕が問われる(上手い・下手が出る)
   華奢なデザインは作れない(製作途中に折れる)



文章だけだとイメージしづらいと思うので、わかりやすく図にしてみましたヾ(@°▽°@)ノ

同じ1.5m/mの厚さで指輪を作った際の地金の密度(地金の強度)の違いです
強度

キャストは型に流すので、細かい気泡が入った状態で1.5mmです
鍛造の場合は同じ1.5mmでも、叩いて圧縮しているので、実質約1.7mmを叩いて1.5mmになっています。

見た目の厚みが同じでも、圧縮した分地金を使っているので、重さは鍛造の方が重くなります!
そしてその分強度が約3倍~5倍になるのですきらきら




知識として知っておけば、キャストの指輪を買っても【つけっぱなしにしない】【重い荷物を持つ時は指輪をはずす】など、少し意識する事で変形せずに使い続けられます♪

それぞれのメリット・デメリット知ってもらうと、お気に入りのジュエリーを大切に長く使っていただけますよ



ちなみに、当店では【キャスト】【鍛造】両方のジュエリーを販売しています。


オススメの手作り商品に関しては全て【鍛造製法】で制作されている為、強度はかなり高いです!
特に結婚指輪は基本つけっぱなし・永く使うリングの為
強度はかなり重要なポイントになりますよ!



キャストと鍛造、同じ大きさで指輪を作ったとしても、鍛造の場合は金属の密度の分の重さをズッシリと感じることができます!
※当店の指輪だと、キャストと比べた時に強度は約3倍~5倍になります


店頭で手に持って鍛造製法リングの重さを感じてみてくださいね♪



他にも分からないことがありましたら、是非ご質問ください!
皆様のご来店をお待ちしています♪

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