今日お話するお薬は
1週間、(特に)食後血糖値を下げる効果が持続する血糖降下薬についてです。
2型糖尿病患者さん
ご自身の膵臓からのインスリンを分泌する力がある方が対象となるお薬です

今、飲んでいる血糖値を下げるお薬が
DPP4-阻害薬だけ

という患者さんにとっては、嬉しいお知らせとなるかもしれません



食事をした後に出るインスリンが十分に効くようにサポートしてくれるお薬ですので(つまり食後血糖値を抑えられる)
血糖値が上がり始めて、あまり長い期間が経っておられない方(つまり初期の糖尿病患者さん)に多く見られる
食後血糖値だけが上がりやすい

という患者さんには、特に適応である
お薬であると考えます

DPP-4阻害薬は
1日に1回もしくは2回飲む事で
1日中、食事の度に効果を発揮するお薬ですが
新薬は
この1日に1回飲んでいたお薬の効果を
7日間持続させることができる
というものです。

つまり、月曜日に飲んだら次に薬を飲むのは来週の月曜日



他にも、毎日飲む必要がある薬がある方は、もしかしたら、あまりメリットを感じられないかもしれませんね

(週に一度だと飲み忘れの可能性も出やすい場合がありますね)
ですが、やはり、週に一度の内服なら助かる

というご希望も多くあり
沢山のお薬を飲まれている方→1錠でも減らしたいという患者さんに
介護者の方が内服管理をしている方→週に1回の訪問看護の時にでも
仕事が忙しく朝の内服が負担になる方→今まで全く薬を飲む習慣のなかった方が
内服を始めるのは想像以上に大変ですね
ついつい飲み忘れてしまい毎日の内服が 難しい方→ご高齢の患者さん、忘れないように色んな工夫をされていますね
このような患者さんの負担を減らせるように考えられたお薬が
1週間、(特に)食後血糖値を下げる効果が持続する血糖降下薬です

低血糖のリスクが低い(他の血糖効果薬と併さって起きる可能性はあります。)
体重が増えにくいという点でも、2型糖尿病患者さんにとっては安心ですね

今、このように1週間効くタイプのDPP-4阻害薬は数種類、出ています。
これから、患者さんの生活スタイルや
希望に沿った治療の選択肢がどんどん開発されると思うと嬉しいです




