最近暖かくなったのだけど、今日はチト涼しい

暖かくなった間は。。。今もだけど、風邪っぴきで外を楽しめなかった

また暖かくなったら今度はいい季節を楽しみたい


酷い風邪引いてます、近年にない酷さ

熱は微熱程度なんだけど体の怠さがひどくて

肺にタンがいっぱい溜まっているような咳が出るもう1週間以上ですわ

先週早めにGPに診て貰ったら、治るのにしばらくかかりますって言われたわ


ってここまで書いて状態が悪くなり。。。今もGPに行ってから十日以上経つのにまだ咳が抜けず

昨日,GPにまた診てもらおうとするも、電話が繋がらず

電話を何度もかけ続けて1時間半、諦めました

今日は少し咳が良いような。。。気のせいかもしれんが


この風邪を引くきっかけになった夫の救急救命室行きの話を書きます。

夫の方が先に、その時風邪を引いて、私にも数日後風邪の症状が出てきたのですが。


始まりは夫のメンタルヘルスのサポートしてくれる人に、

「薬の容量が増えたので副作用には十分気をつけて、少しでも胸に痛みが出たならば、即救急に電話して」と何度も言われまして

まぁ夫はそう言う暗示めいた様な最悪の事が起きると言われると、それに取り憑かれるので、厄介な事にならないと良いんだけど、と思っていました。


容量が増えた数日後、やはりと言うか

夫が胸の痛みを訴え始め、私はやはりか、と思っていましたよ

でも、実際、夫の家族には四十代で突然死する人が多いので大事を取って救急に電話しました。

電話で、色々質問される内、緊急度が低いと思われた夫は救急の電話の相手に救急車の出動が45分後になると言われました。

そして待っていたら、救急の電話の人から電話が来て

タクシーを迎えにやるから緊急救命室に直接行ってくれ、と言われました。


私は正直ヤレヤレと思いましたよ。これから行ったらもう朝帰りじゃん、と。その時時刻は夜の十時を過ぎてました。

タクシーが来たら分かるように、外の様子をチェックしながら準備して、ようやく二十分後位にタクシーがやって来ましたが、外国人の運転手で病院へ行く間、スピーカーホンにして外国語でず〜〜っと話していましたわ。その間十五分程ですかね、っせえなと思いつつ乗っていました。

まぁイギリスのサービス業はこんなもんです。


救命室に着くとやっぱり待合室は人でいっぱい

ここに来るのもここ半年で2回目ですわ

前回はメンタルヘルスの診療所のリファーがあったからすぐ診てもらえて帰れたけど、今回はそうも行くまいと思っていたんだよ。


予備診察が終わって看護師さんに「診察迄に4、5時間または6、7時間かかります」と言われゲッ、嘘でしょうと思っていたけれども、まさかここから家に帰り着くまでに12時間以上かかるとは思ってもいませんでしたよ


いやぁ~、待っている間の人間ウォッチング面白いんですけどね

イギリスって肥満の人がヨーロッパで一番多いと言われていて、それに関係する病で国立ヘルスサービスの経済を逼迫させていると言われているんだけれども。

いましたよ、そういう人たちが

日本じゃなかなか見られない位に太った人がパンパンに浮腫んだ足を紫色にさせて松葉杖付きながら待っていたり。。。。

本人はそんなに具合が悪そうでも無い

でも、何でそこまで自分を肥えさせたの?って思うわ

ここまでなる前に少しは痩せていたら。。。

まぁ、人様の生き様にどうこう言えませんけどね



私らが到着して、しばらくして痛い、痛いと言ってやって来た中年女性

泣いてましたよ、あまりの痛さに。

でも、外にタバコ吸いに行く余裕はある

旦那さんみたいな人に今、タバコ吸わんでも、と言われてましたけど

I don't careと言って外に行ってはタバコを吸っていました。

でも、ずっと泣いてんのよ、彼女。

待合室にいる間、声出して泣いてんのよ

本当にうっ、うっうっ、オーマイガーって言いながらね

痛いのにすぐ診てもらえず、気の毒だな~と思ってましたけど、何時間も同じ空間であんな風に泣かれたら、こっちの気が参ってしまう

何時間か後にやっと、痛み止めのモルヒネみたいの貰ってましたけどね、それでも痛み止めが効かないのか、ず〜っと泣いてましたよ、声出して。

あれは結石か何かの痛みだったんでしょうかね?

あんなに泣いていたのに、すぐ呼ばれることは無く、私の夫より2時間位早く呼ばれた様でした。

でも正直、彼女が別室に行って泣き声が聞こえなくなって本当にホッとしました。


待っている若い女性たちの多くはパジャマにガウン姿

スリッパも履いてる

あの位若い方が恥ずかしく無いんだろうね

態度も酷いのが多い

罵り方が酷い

それも大声で罵っていたからケンカが始まったと思ったけど、自分で滑って転んで床か自分を罵っていたんだけど

まぁ〜〜、ああた本当、ここには書けないくらいの下半身の名称羅列の、fワードだの、酷かった


そんな人間観察しつつ朝も来て、ややしばらく経って、ようやく別室に呼ばれて

そこから、更に待って

やっと医者にも診断してもらい、薬も処方して貰い、受け取って帰りのバスに乗ったのは、タクシーに乗った前日の夜から十二時間以上後でしたわ

診察後の薬の待ち時間も1時間45分。。。。


診断は胃酸過多による胸焼け

レントゲンも血液検査も心電図も異常なし

胃酸を抑える薬を1週間分もらい、今は夫は風邪の咳が少し残っている位です。

安心の為の十二時間でしたね。。。


待ち時間が長すぎて生きられる人も死ぬと言われているイギリスの緊急医療。

本当でした。

あの中年女性も結石じゃなく動脈剥離とかの痛みだったら手遅れですぜ

もう一人、モルヒネで静かに痛みに耐えていた男性も大丈夫だったのだろうか。。。?



でも、大した事無かった夫だったから、朝には病院からトーストと暖かい紅茶を出してもらえて感謝、感謝ですわ



あれから私の健康は下り坂ですけどね。。。