イギリスからこんにちは
イギリスで初めて、しかも義父のお葬式に参列したわけですが、、、全く何も知らなかった私。
ちょっと覚書兼ねて、記録しておきます。
亡くなった当日
朝、スクールラン中に義母から電話。すぐに義母宅に向かい、運転しようとしてた義母をやめさせて私が運転して病院に向かいました。
義母は動転していたので、息子2人がいない中私が諸々やらねば…と気合い入れたのを覚えてます。
義父のもとで3時間くらいいたかな…その間に関係各所に連絡。
義父はこのあと、病院の敷地内にある霊安室に移動されたので、私たちはここで帰宅。
翌日10時に、この番号に電話したらこれからのことを全部教えてくれるから、と、Bereavement office(遺族事務所)の電話番号を渡されました。
旦那に電話してたとき、Dadは金庫にいろんな書類を持ってるはずという情報を入手。
帰宅したらまず、金庫にあるらしい書類を探しました。
義母は金庫の暗証番号もわからないからどうしよう…と言ってましたが、なんと。金庫の扉が開きっぱなしになっていました(笑)
義父らしいなーってそこで2人で泣き笑い。
開けっぱなしの金庫の中から…たくさんの書類を発見。
遺言や様々な契約書類、ファイナンスの情報や…義母がわかりやすいように、義父がピンナンバーなどを一覧にしてたり。
義父の義母に対する愛を感じました。
Bereavement office(遺族事務所)へ電話
言われた通り、朝10時に遺族事務所に電話。
2人の息子たち(旦那と義弟)はすぐフライトの手配をして急遽帰国することにはなりましたが、2週間くらいしかいれない。
けどイギリスのお葬式は日本みたいにすぐやるわけではなく、2週間くらい先という話は聞いていたので、息子たちが帰ってる間になんとかお葬式を済ませたい私たち。
そんな事情を遺族事務所の方に説明して、最短でいつお葬式ができるのかを聞きました。
通常の流れとして…亡くなったらまず、Medical examiner(シニアドクター)が死因の特定をするために検死をします。
通常3-5日でドクターから電話があり、その後レジスターオフィスにアポを取ってから出向き、Death Certificate (死亡証明書)を発行してもらいます。
この手続きが完了してはじめて、義父が遺体安置所からFuneral Director (葬儀屋)に移送される、という一連の流れ。
逆に、この手続きが完了するまでは遺体安置所から出してもらえない、んです。
これが、イギリスではお葬式をすぐに出来ない理由なんじゃないかなと。
しかも、このシニアドクターからの電話が、場合によってはなかなかかかってこないらしく…知り合いのご主人はペースメーカーをつけていたから1ヶ月くらいかかったという話も。
義父は自然死だったので、おそらくすぐ結果は出るとは思いましたが、とりあえず急いでもらうように頼み、遺族事務所からは、先にお葬式の手配を済ませるように言われました。
お葬式の手配…と言っても一体どこに何を連絡したらいいのか全くわからなかった私たちなんですが…この日、思わず叫んでしまった出来事がありました。
長くなったので、続きます。