九州の一日目 | 茶こしの記憶

九州の一日目

 儀礼・文化を探る三日間。
 一日目は、水城~都府楼跡~観世音寺と戒壇院~光明禅寺~太宰府天満宮。

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 水城:
 お話では、10数mの堤を築き、3~4mの水を張って、海側からの侵入を防い
だと伺いましたが、すっかり地形が変わって、道の便も良く、あんましぴんと来ま
せんですね?? 綺麗な台地のようでした。

 都府楼跡:
 背後に素敵な山を得て、素敵に開けた広大な場所にびっくり。 奈良~平安期の
公の建物レイアウトの典型を示す、巨大な礎石群。 古くから非常に栄え、躍動す
る大都会だったのでしょう。  明るい雨上がり、薄靄の掛かった様子に、皆さん素

晴らしいを連発します。

 観世音寺と戒壇院:
 有名な鐘は日本最古、日本で一番音が良いと伺いました。 戒壇院のお屋根では
とっても可愛い逆さ獅子が遊んで(守って?)います。
 ご本尊さまをはじめ、仏尊さまたちは、お揃いで宝蔵の特別展へお出ましに。
 艮方向には日吉神社。 東大寺系であった頃から天台宗とも関係深い・・・巨大で
しかも独特な存在感。

 光明禅寺:
 鉄牛円心和尚さまのご創建。 ちょうど紅葉が始まって。。。

 太宰府天満宮:
 氏子さんたちとご一緒さして頂いてお祭りに。
 古い記録から再現された御神饌についても色々お話しがあって、左右に七台ずつ
の不思議なお供えものを、参列者にお分け下さいました。
 椎の実の美味しさに驚いて、こりゃあハイキングに行かなくちゃ(?)と。

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 行程中の各所に既に訪れたことのある人も、初めての人も、皆々、感慨の一日で
あったことを語り合いつつ昨夜は宿へ。