アンデシン=Andesine(中性長石)
硬度は6~6.5。
フェスドスパー(ムーンストーン、サンストーン)など、
長石といわれる鉱物の仲間になります。
色も、白、灰色、緑、オレンジ、赤茶色などさまざま。
トップの画像の美しい赤色は、レッドアンデシンとなり、
2002年コンゴで発見されました。
別名:チベットナイトといれ、チベットのラサ近郊で産出されたそう。
アンデシン自身は比較的大きな原石もあるのですが、
この美しいレッドアンデシンはなかなか大きなモノが少ないそう。
パワーストーンの世界では、
変化と調和がキーワードらしく、
本来の自分と現実の自分をすりあわせてくれるとか。
思うに、レッドアンデシンは、
ルビーの青みを含んだほんのり冷たい赤とはちがい、
黄みを含んだ朱紅をイメージさせるレッドアンデシンは、
太陽のような燃える赤であり、
日本や東洋の、アジアの赤を連想させるのです。
潔い赤というのでしょうか…
日本の和の色、紅花で作られた紅の色のような、そんな感じで。
華やかながら、膨らみのある赤。
見ているだけで、凛とした強い信念を持たせてくれる気がします
しかーし、赤以外の色もあるのがアンデシン。
実はカラーチェンジアンデシンもあったり、
長石グループというだけでも不思議ですが、
人工では生み出すことのできない地球の産物。
カラーストーンって本当に不思議です。