こんばんはHinaです


ひとりごとです



今日は父の施設入居日でした

これまでも施設にいたけれど、そこはショートステイの場で、これ以上の期間は難しいと言われていた。

この度、ゴハンが美味しくて評判の良い施設に入居が決まり、お引っ越し。


4人部屋と聞いていたので、病院の入院スペースを想像していたら、プチ個室の様にきちんと整えられている場所。

それも窓際で日差しが心地よかった。


父の病状は回復することはなく、日々衰えている

顔つきも歪んできていた

しょっちゅう会いにいけないのだが、会うと父は私の顔が分かるので、ニッコリと笑う。

とてもピュアだ。

赤ちゃんに戻っていっているのではないかと思うほどに。

あの笑い方がなんともいえない。
 
私が父に求めているものはなく、ただ家族を覚えていて欲しいと希望している。

なので、たまに会うのに覚えているだけで、なにか感動してしまう自分がいる。

父に会うだけでこんな感情になる自分がいたとは思いもよらなかった。

不思議と涙がでてくる


昔から『死ぬならポックリ死んでくれ』という考えだったが、この病気があったからこそ、こんな想いを体験することになった。

病気には何かしら意味のあるものだという考えがあるが、父の病気は面倒だけではなく、このような体験もさせてくれた。

これななければ、この世では向き合わずに終わっていただろう。

本人と向き合っているわけではないが、昔から難しい感情はあった。

仲は良かったが、冷めたものがあった。

そんな私にこういった感情がうまれるとは。


浄化の涙か


病気になってくれたから、様々な体験をさせてもらっている。


ありがたい。


実は、引っ越しに私も同伴するので、父が家に帰れるのでは?と勘違いしたらどうしようと思った。

けれど、父は施設の移動というのを理解していたようで、何も言わなかった。

何も言わず、

「明るくて綺麗なところだね」

「そうだね」

「ごはん美味しいらしいよ、良かったね」

「ふふふふふ」

そんな会話をした。


困らせるような事はいわず、淡々とボディチェックも受けて。


あんまり状況は分かってないだろうが、ワガママも言わない。


なんて有難いことだろうか。


でも、これは施設のスタッフの人達が父にしつこく?言い聞かせて説明してくれていたおかげだろう。


今日の新しい施設の人も、私が仕事を休んで来ている事に、何度もすみませんと声をかけてくれ、気遣ってくれていた。


たくさんの人に支えてもらっているんだと実感した。


これも病気にならなければ分からない事だろう。


病気にならないで元気が一番だが、今の現状でありがたい事に目を向けたら、それは元気の時よりも数えきれない程にたくさんある。


なので、まるっと引っくるめて有難いと思う。


べつにそう考えなければいけないとか、義務感ではなく、ただ単純にそう思っただけ。





思った事を出しておこうという、まとまりのない、なぐりがきの文でした


もし最後まで読んでくれた方がいらっしゃったら、お疲れ様でした、ありがとうございました♡