ライブハウスに到着して、ふとLINEに気が付いた。
下の娘から…
「熱が出ちゃった。ごめんなさい」
はぁ?
いつから?
「昨日の夜から…おなかすいた」
はぁ?
お父さんは?
「知らない」
知らない?
え?いつからごはん食べてないの?
今、熱、何℃なの?
薬は?
すぐにS氏に、LINEした。
「昨日、熱が出たって連絡来てないよ!病院行ったの?今、何度なの?」
「37℃くらいだよ」と…
ファストドクターでオンライン診察の予約を入れたと言う。
家にコロナとインフルエンザの抗体検査薬があるから、調べるように言った。
いや、その前にそうめんがあるから茹でて食べさせて!
その後、「インフルエンザB型でした」と連絡が出た。
帰りの新幹線を早い便に出来ないか調べたけど、発券してしまった格安チケットは変更が出来ない。
それでも、ライブを最後のバンドまで全部見る事はできない時間の新幹線を取ったから、その時点で変更したとしても、30分も変わらない。
症状は37℃の熱と鼻水が出るくらいで、薬も飲んだから大丈夫。というので、予定通りの新幹線に乗ることにした。
途中で会場を抜け、新幹線に乗り、処方薬の画像を送ってもらい、今、熱が何℃か確認して、塾の先生にアプリから連絡を入れた。
高校入試直前の時期だから。
家に帰ると熱は39℃を越えていた。
実はずっと、38℃超えてたらしいけど、LINEで確認するように言ったのにS氏は計っていなかった。
S氏にどの薬を飲ませたか聞いた。
カロナールを、他の薬と一緒に毎食飲ませようとしていた。
カロナールを飲ませたと言うので、何時に飲ませたか聞いたら、覚えていなかった。
まず、カロナールは頓服薬であることと、4時間から6時間あけなければいけないと、袋のここに書いてあると教えた。
そして、薬袋にメモすることを教えた。
熱は2時間おきに計って、書き込む。
熱が高い時は1時間おきに計って書き込む。
熱を計る時に、話しかけて反応を見る。
解熱剤を飲ませたら、その時刻を書き込む。
それ以外に気になる症状があったら、時刻と症状を書き込む。
激しい頭痛や、意識が朦朧としたら、救急車を呼ぶ。
そのままS氏に薬を管理させて、回復するまで看病させることにした。
感染予防についても教えた。
基本、接する時はマスクし短時間。
部屋は加湿して、熱出てる人が使用後はアルコールウェッティでトイレや洗面所のドアノブやレバーを拭いて、空気の入れ替えをする。
食事をまるっと残しても、もったいないと食べてはいけない。
食事をまるっと残しても、そうめんはゆでたての美味しいものを食べさせる。
すべてわたしが母親になって試行錯誤したこと。
これから、S氏にやってもらわなければいけない。
ちゃんとやれよ