彼は新幹線で来ることが多かった

福岡から東京までは飛行機が早いし、

福岡の飛行場はほぼ街なかですごく便利なのに、にもかかわらず

彼は、新幹線で来て、帰る

私は、飛行機なら、もう少し一緒にいられる時間も長くなるんじゃないかなって、ちょっと不満…


それに、

新幹線の別れは、ちょっと

切ない

飛行機より、切ない  

かなり、切ない


飛行機より、別れるぎりぎりまで

一緒に、いられるけど、

新幹線が動きだしても、ドア越しに彼を見送れるけど、


だから、よけいに辛い


また来るけん

電話するよ


彼の、乗った新幹線の

ドアがシューッと閉まる


にぎっていた手も離れて

また、来週か、さらいしゅう…


新幹線は

少しずつ動き出す

徐々に、スピードをあげて

追いかけても

その加速にはすぐついていけなくなる


ぎりぎりまで見送れるけど

だから、だから、

かえって、悲しい

ドアが閉まるまで

新幹線が発車するまで

少しずつ積み重ねる 

別れの

つらさは

じわじわと締め付けられるよう

心はこわれそうになる


また会える

大丈夫

わかってる  


私たちは、来年の今頃は

福岡で一緒に暮らしているのだから


もう少し

がんばれ、私


でも、でも、

悲しくて、涙がとまらない



1983年 

初夏  

婚約時代の私たち

彼は、月に2回か3回 

週末、福岡から東京まで

会いに来てくれた


幼なじみだったけど

福岡と東京でそれぞれ育ち  

夏休みに家族で会うくらいで

お互いに意識していたなんてこともなく(私はひそかに、小さい頃から大好きだったけど!)

婚約が決まってからの

遠距離恋愛


私は大好きなお兄ちゃんだったから

内心、ドキドキして

緊張で始まった

婚約時代


彼はすでに福岡で歯科医をしていて

週末東京に来てくれるようになって

すこしずつお互いを知っていく

少しずつ愛情をはぐくんでいく

新幹線の別れ以外は

私には夢のような日々だった

だって

一緒になれると信じていたから



✨✨✨



この2,3日彼からきてる

ツインレイMusicは

これ



https://youtu.be/6xD7oE4Ddb8?feature=shared




1983 当時

まだ、ユーミンのこの歌は出てない

シンデレラ・エクスプレスは

リリースは1985/11/30


そして、そのあと山下達郎の

クリスマス・エクスプレスは

1989〜


まるで、私たちのことだね

新幹線の遠距離恋愛

ちょっと早かったネ、私たち! 

こんなこともあったやん

って

彼は言ってくる



心にささるフレーズ抜粋


特に、大切なのは太字

さらに重要は斜め部分


何もいわなくていい

力をください

距離に負けぬよう

シンデレラ 今 魔法が

消えるように列車出てくけど

ガラスの靴 片方

彼が持っているの


意地悪なこのテストを

私はきっとパスしてみせる


同じ時間生きるの

どんなに遠くなっても


♪♪♪



そうだネ

今、次元超えて

一緒に生きてる私たちって

スゴイね

この歌超えたね!


私、この、テスト、パスしたってこと?

40 年かけて?!



力をください

距離に負けぬよう


って

40年の月日のことだったんだね

そして

あなたは急に3次元からいなくなったから

その距離のこと、でもあったんだね


40年は

3次元の私には、かなり長い時間だったけど

先に次元超えたあなたにしてみれば、あっという間だったのかな


まさに、今、の出来事なのかな

過去も未来も全部、今

時間を超えて

一緒なんだね✨




で、

あなたは、ちゃんと

ガラスの靴の片方

持っていてくれてるのかな


サンダル 宝石白宝石白宝石白宝石白 指輪