先日レッスンで

アカシックに繋がってみた


理由もなく好き

ひかれるものは?といわれて


即でてきたのが


茶室!

ニ畳か一畳半か

とにかく、小さい

数寄屋づくりの茶室


あの中にいると

スッと光が入ってくると

本当に至福を感じる


私は茶道を習い

今は教えているのだけど、

茶道の何が好きかって

あの空間にいる時

が1番好き


で、茶室のアカシックに繋がってみた


薄暗い茶室の中

様子をうかがってみる



男の人

たぶん

武将が

すわってる


ふわっと床の間のほうに

女の人があらわれて

一瞬天女のようにも感じたけど


次の瞬間

このおんなのひとがお点前してる


様子は、長い髪を後ろで一つにまとめてる戦国時代の女性


私は、こちら側の武将

どうやら

この時代、私

男だったんだ


ただただ

静かに

長いようなみじかいような

かたどおりの時間はすぎていく


女性がたてたお茶をのみ



2人の茶会はおわり


武将は外にでる



はぁ


一呼吸ついて


ふっきったように 


茶室をあとにする



もう、号泣

涙がとまらない



この2人の関係は…


たぶん、武将はこの女の人を

すごく好き

女の人は、人妻か?

いや、この武将のつかえる主人の娘か?

身分ちがい?

武将の思いは実らない


そして、たぶんこのあと

彼は戦に行く

たぶん、死ぬ


最初で最後の2人の時間


これは、彼女の父親のはからいか…

たぶん、武将の気持ちを知っていて、でも娘は嫁ぎ先は決まっている

(当時、当然の政略結婚)

最後にいきなはからいかな



なんて、このあたりで


あ、

あ!あーーーって


なった!


うわ!リンクしてる

同じだ


私と

彼と

現代で、同じことした


ただ、性別がいれかわってる

状況も微妙にいりくんでるけど

要素は同じだ…


2人きりの最初で最後の茶室って


私たちの場合

最初で最後の2人のドライブ!


と言っても

別にデートというものではなく


ただ、彼をうちから新宿手前まで

私が運転して送っていったのだが

あの時

父が、クルマで送って行って上げなさいって言い出して

そういうかたちになって


はじめての、2人の空間

ほとんど会話なし

たぶん、彼が気を使って

何か話しかけてくれていた気はするけど

何も覚えてない、

私、緊張MAXだから、運転もしてるし



結局、それが、最初で最後の2人だけの時間だった

その半月後、彼は急死するから


彼は

私にとって、小さい頃から大好きなお兄ちゃんだった

初恋で、憧れのお兄ちゃん

私は9歳で彼は16歳

相手にならないし

私は絶対好きバレするのがはずかしくていやだったから、

すごく感情をおさえていた


私はこんな感じで

秘めにひめた思いをかかえていたわけだけど、


実は、まわりでは、2人を結婚させようと言う話しになっていたらしく


そんな流れでの、父親の、送っていってあげなさい、は、ある意味イキなはからいでもあったのか、て、後になって、わかったのはほんとつい最近なんだけど

いろいろ判明してきたのだけど


いまひとつつかみきれないのが


お兄ちゃんの気持ち


どうも、彼女いたような

でも、家同士の話しでむげに断りきれないし…みたいな、感じではなかったのか…


いまひとつ、にえきらない感じ


これが

戦国時代の彼女からうける感じとすごくかぶる!


(でもね、3年前に、すごいサインがんがん送ってきたのは、彼の方からですからね!)


そう、だから、

繰り返してるんだな、私達って


繰り返すんだね


と、はぁってなって

でも、気になって気になって

もう一度行って

女の人にきいてみた


あなたはあの方を好きだったんですか


ただうつむいて

無事にかえってきてほしい



にえきらない…



次のビジョン


枝折り戸の前に

2人で立ってこちらを見て

おじぎして

見送ってくれた

すごく仲睦まじいふんいき


あれは、

彼が無事にいくさから帰って

あの時の現実で

紆余曲折後の結果なのか、


それとも

あの時の2人の夢

パラレルの一つなのか


はたまた

私の勝手な妄想かわからない


でも、彼女は彼に

お茶をたててあげられた


何も言葉はなくても

気持ちをこめられた


彼はきっと受け止めた


お茶って、いいよね


私が茶室に、お茶にひかれる理由もわかった気がした


言葉なくても

かたどおりにすすめることに

気持ちをこめられる


言葉なくても

同じ時間

有意義に共有できる


大好きな人にお茶をたてよう


好きだって言おう

できたら絶対言ったほういい


でも、どうしても言えないとき

好きな気持ちをこめて

お茶をたてて伝えよう


私はお茶で

こういう気持ちを伝えていこう


アカシックに繋がって

好きなことの理由がわかって

(私の流派が武家茶道なわけも!)

思わぬ方向に気づきが展開していく面白い経験でした