突然ですがクイズです。

世界一ブレーキがきく車は

どの会社の車でしょうか?

 

答えはポルシェ911GT3です。

めちゃくちゃ早い車です。

 

ちなみに制動特性で言えば、

高速車が名を連ねています。

 

つまり早く走ることは、

同時にしっかり止まることが

必ずセットじゃないと事故になります。

 

車を持っている人、

運転免許を持っている人は、

車のアクセルペダルと

ブレーキペダルを見てください。

ブレーキの方がサイズが大きい。

つまりブレーキが大事なのです。

 

 

さて、これを会社にあてはめる。

どの会社もアクセルに関しては

イメージしやすいので、

投資もするしノリノリです。

じゃあブレーキはどうですか?

 

弊社で言えば、

それがチェックチームです。

 

チームが動きだして、

もう2年ほどでしょうか。

極めて優秀な人材が揃い、

鉄壁の防御を発揮してくれている。

非常にありがたい。

おそらく私が横にいくと、

仕事がやりにくいので

直接的関与は避けているが、

感謝の思いでいっぱいです。

 

チェックチームの最終責任は

役員が背負っているが、

もはや他社では真似できないほど、

圧倒的な組織になっている。

 

そして2024年4月現在、

インターネット広告の

市場を見てほしい。

広告のチェック機能、

品質管理機能がないと、

もう広告主から信頼されない。

っていうか相手にされないです。

 

広告運用者を採用すれば、

その分広告がまわせるので、

売上回収イメージができます。

 

でもチェックという業務は

直接的に富を生まないので、

投資をしないという考えでは、

もうその会社は死ぬでしょう。

あまりにもレベルが低い。

 

自らが提供する品質も

重大な付加価値です。

一定規模の製造業ならば、

品質管理部門が必ずあります。

常識です。

 

インターネット広告の世界は

専門性を売りにして、

運用ばかりに目がいきがちです。

 

最新媒体、最新技術もいいが、

法人取引である以上は、

きちんとした品質なのか、

それで選ばれる時代になりました。

それができる会社は

日本を見渡しても

広告業界はほとんどない。

 

そして品質を担保した上で、

その上に独自表現を積み重ねて、

差別化を図っていきます。

逆に品質を恐れてクライアントから

支給されたものだけ使います、

みたいな広告会社もあります。

それはそれで違うでしょう。

バランスの問題です。

 

攻めることばかり考えて、

守ることを疎かにした会社は、

どんどん消えている。

一時的に伸びても、

どこかで消滅しています。

当然の因果の理法でしょう。

 

インターネットは

新しい産業なので、

なんでもあり!

みたいな時代は終わった。

 

今後は他広告媒体同様に

ルールが厳格化する中で、

創意工夫が要求されていきます。

必ずそうなります。

というかもうなってます。

 

弊社の圧倒的な成長は、

チェックチームの守りが

生み出したものと言える。

アクセルとブレーキは常にセットです。

 

守りができるない者が

攻めることができるわけがない。

子どもが棒を

振り回しているとの同じです。

そのうちケガするだけです。

 

そしてチェックチームの

頑張りに報いるためにも

数字も伸ばさないといけない。

強固な攻守こそが、

健全な会社の成長要因だと思う。