2023年8月2日(水曜日)

 

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朝食を、

Le Grenier à Painのpain au chocolatと、cold pressの美味しいオレンジジュースと、タリーズ(病院の1Fにタリーズ入ってる)のカフェオレにしてみたら、めっちゃ気分いい。病院食は、自分が病人、って気分にさせる負のオーラをもっている。たぶん具合が悪い時は美味しいんだろうけど、今は美味しくない。今日は栄養士にその話をしてみる。何も切った張ったしてない私は、胃腸関係は、今はすこぶる快調なのだ。

 

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昨日から、精神がめっちゃ安定している。なぜ。覚悟決めたから?胆座ったから?

 

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ここ、医者と看護師が、主任級除いて若い。若すぎる。おかげで、あんまり頼りにしすぎる、甘える癖がつかないのがいい。疑問に思ったら、すぐ自分で聞く。自分で主導権握って、こうしてほしいと訴え続ける。(でも看護師さん、一生懸命だし優しいし、かわいいです。ありがたい)

 

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39度まで上がり、メンタルダダ下がり。CIRエイリアン(ヤクザ)の攻撃、激しいっぽい。

 

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外科的な、自分で処置できる場所は、すんごい痛い。小指を机のかどにぶつけるだけ、薔薇の棘が指に刺さるだけで、痛い痛い、なんとかしようと思う。なんとかできるから痛く感じて、その場所に注意を向けさせる。

でも内科的な、体の奥の痛みは、私が知覚しても何もできないので、痛みは、すごーーーーい弱いシグナル、なんとなくボーっとした痛みしか発信しないんだそうだ。でも、それに気づいてあげて、医者にかかる=医者はその痛みをなんとかしてくれる、のが、私がやることなんだろう。

そして、今はどんどん医療が進んでいるので、できることが増えているけれど、私がもし100年前、いや、50年前だって、癌の治療出来なかったら、寿命ここまでだ。50歳は、決して早くなかった。最近まで。(2023年でよかったよ!)

 

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続々と、「実は私も」「実は私の家族も」、婦人科系癌と向き合っている知人たちがでてきて、(しかも最近!、私みたいに悲劇のヒロインぶることなく、静かに)、これがすごいレアな病気じゃない、ってことが身にしみてわかった。「私は健康だから大丈夫」ってなんて傲慢な過信。みぬ振りしてた

 

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情報センターのシガさんとおしゃべり。ウィッグ情報、家族会の存在、手術になったときに、どんなことが待ってるか知りたいって話をしておく。

 

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R防衛軍のQOL向上委員長の私は、今日もより良い生活を思いつく。自由食なので、ご飯は、本当に、外からでもいいらしい。明日栄養士さんに話して、いつまでにキャンセルしたら良いのか聞く。朝は、ヨーグルト&ナッツ&手作りジャム、でいい、というか、こっちの方が100倍良い。

 

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ここにいると月日の観点がなくなる。今日で6泊目。1週間になってしまった。想定外の長さ入院してるよ。熱は37度台。微妙。次の血液検査で、ジャッジされるのか。。。

 

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ぽんちゃんが、ひっさしぶりにプレゼントをくれた。オーガニックな、森の香りのアロマを!え、こんな嬉しいチョイスしてくれるようになったのかー。嬉しい。

 

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ご飯食べたり点滴したり検査したりリハビリ行ったり、書き物したり、意外と暇になることなく、むしろあっという間に1日が過ぎていく。

 

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今日の心は、ここ2週間で一番落ち着いている。ぽんちゃんとは、深刻な顔でため息つくより、冗談言って笑ってる方が良い。もう向かう目標は見えたので、そこに向かって走るだけ。あ、走っちゃいけないんだった。一歩一歩進むのみ。

 

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悲劇のヒロインになっている暇はない。カッコ悪いしな。

 

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10年以上前に担当してくれていた美容師さん。一番好きな美容師さんOさん。久しぶりに連絡したのに、親身になって、ショートのスタイルや、ウィッグの相談に乗ってくれ、それがまた、ポカポカとありがたい気持ちに。

 

私は、たくさんの人に支えられている。ありがたい。

 

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今日の治療

抗生物質点滴2回

鉄分点滴1回

解熱剤(錠剤)1回

熱はいまだに39度までスパイクを繰り返す。