前回のBlogで漁協が勝手に遊漁事業の中止を決定と書きました。
この太田川漁協さらなる行動を起こしました。
アユ釣り中止で県に補助を求める要望書「県が管理するダムから流れ出た水の濁りでアユ釣りができない」 静岡・森町太田川漁協
「県が管理するダムから流れた水の濁りで、アユ釣りが出来ない状況となっている。濁りの対策と漁の中止に伴う補助を求めたい」
濁りの対策の件はわかります。
ただし、これは漁協だけが要望する問題ではありません。
それよりも漁の中止に伴う補助とは一体何のことを言っているのでしょうか
この件、漁師が鮎漁ができなくて収入が無いので補助をお願いします。と読め、知らない人はそうなんだと信じてしまいます。
ご存知の通り、既に内水面での漁を生活の糧にしている人はいません。
漁協というのは、漁業権を免許されてはいますが、漁業従事者がいない現在では漁業資源の増殖と漁場の維持、遊漁の管理が業務内容です。
この費用は県からの助成金と遊漁料でまかなっています。
今回、遊漁料の収入の見込みがなくなったわけですが、助成金がなくなったわけではありません。そして成魚放流もしないのでその費用が浮くはずです。
そして漁協の職員というのは常駐の電話番的な人と非常勤のボランティア的な人で構成されていて役員が多少の報酬をもらっているだけのはずです。
というわけで、補助を求めるとは一体何を言っているのでしょうか?
どうして躊躇なくこんなことを県に言えるのか。この組合はいわゆる老害ではないかと思います。
※そんなことはないと反論をお待ちします。
漁協の収支報告書を公開の上お願いします。