やっと、首筋に御守りのペンダントが帰ってきた。
午前中電話が入り、出来上がったと聞けば連休明けまで待ちきれず、仕事で出たついでに四谷へ取りに行く。
やはり、無いと寂しくて、一人寝も余計に寂しい気が気がしていたので素直に嬉しい。
受け取ると、ビッグサイトまで急ぎ行かねばならない。
四谷の駅前の信号待ちで、学生服を着た小学3年生位の男女児がたむろしており、学習院にも悪ガキはいるようで、傘をぶつけ合って遊んでいる。
その度に水飛沫が飛んでくる。
いつもなら「お前らいい加減にしろよっ!」と叱るところだが、今日はPTA会長らしく機嫌が良く、にこやかに「危ないよ」と注意する。
やはり、さすが学習院。
変な顔をしたが、ピタリと止める。
見知らぬ大人が声を掛けたのだから変顔も無理もないと今日はどこまでも穏やかだ。
信号が青になると、変顔の男の子も、更に変顔をして私を振り返り、仲間と駆け出して行った。
私は終始腹を立てることなく、横断歩道を歩き出す。
横断歩道を渡り切り、水溜まりとなっている歩道で、変顔の子が滑ってこけた。
服はビショビショである。
私は追い越しがてら優しく声を描けた。
「バチは当たるんだよニコニコ
学習院の子は飲み込みも早いに違いない。