朝自宅を出て100m程歩いた時に、右目の視野を上から足下へ白い物が横切る。
ペチッとアスファルトを叩く音がする。
"まさか"
と思い歩を進めながら斜め後ろを見上げると、電線の上に鳩が一羽止まっている。
"あっぶねー"
危機一髪のところで難を逃れた。
そう思い、胸を撫で下ろす。

"んっ、待てよ"
これって
"運が付き損なったのかも?"
今日は午後休で、PTAの運営委員会、総会という大事な行事に出席しなければならない。
"運が付いた"などという詰まらない言葉遊びで今日一日を左右されては堪らない。
"迷信は迷信である"
として、
"爆弾を逃れた喜びを味わうべきではないか"
と素直に喜ぶべきではないかと考えた。
そういえば、今まで人生の中で爆弾の直撃に遭ったのは3、4回は数える筈である。
その時は"運が付いたか?"と思い起こせば、まるで記憶に無い。
"そう、やはり迷信である"
素直に喜んで良いらしいという結論に達する。
考えてみれば、
今日って
"運ええ!いいんかい?"
"そうかい!"
であった。

はい、チャン音符チャン音符