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飛行機雲の視点

その瞬間の一コマ、馳せる想い、写真やそれにみえるシーンなどを言葉に綴ってます。本や歌詞から引用させて頂く場合もあります(その際は引用元を記載します)

煙草を吸いながら冬の晴れた青空を見上げている。一点を見つめるでもなく、ただボンヤリと眺めているだけだ。
頭のなかでは、自分がしないといけない事柄を1つずつ思いだし、整理している。幾つかは、答えを出さないといけない事もある。そんな重要な事柄という訳でもないのだが、何故か先伸ばしにしてきた。
友達の経営するバーが移転するに辺り顔をだすべきか、そうすると手ぶらで行くわけにもいかない。無難に花がいいだろうか。そんな事で悩んでいる。前にお付き合いをしていた女性から食事の誘いも来ている。その日特に用事はないのだが、なぜか気分がのらない。その返事もしなくてはならない。他にもまだ幾つか考えるところがあるのだ。
実際に行動してしまえば、容易い問題であり、簡単に事は済むだろう。しかし最近二の足を踏んでしまい行動に移せないでいる。簡単に言えば、面倒がっているだけだ。
今日の上空は風が強そうだ。さほど大きくはない雲が西から東へと早く流れて行く。今日の最高気温は8度だと朝の天気予報で言っていたのを思い出した。外は、風はさほど無いがひんやりして、空気は澄んでいる。車の窓を開け、空をボンヤリと見上げながら煙草の煙を吐き出し、灰皿で火を消した。