これはかなり重要な発言だと思います。単なる「環境行政を充実させたい」という話ではなく、国が持っている権限を関西広域連合へ移すという、地方分権そのものの話です。


特に注目したいのは、久元市長がかなり具体的に踏み込んでいるところです。


  • 環境省の地方環境事務所から関西広域連合への権限移譲
  • 関西独自の環境事務所を琵琶湖周辺に設置する構想
  • 琵琶湖・淀川水系など、府県境を越える広域的な水環境管理
  • シカやイノシシなど、自治体の境界では対応しにくい有害鳥獣対策
  • 国の出先機関をそのまま残すのではなく、府県市の専門職員を束ねて関西で行政を担う
  • 同時に関西広域連合そのものの事務局スリム化も検討


つまり、「国→各府県」という普通の地方分権だけではなく、

「国→関西広域連合」という新しい受け皿を作ろうとしているわけですね。


しかも興味深いのが、近畿地方整備局や近畿経済産業局については国の事業主体としての役割が大きく、移譲は難しいと見たうえで、まず地方環境事務所から突破口を作ろうとしている点です。


これが実現すれば、「関西広域連合って結局何をする組織なの?」という位置づけそのものが変わる可能性があります。将来的には、関西が府県を越えて一つの行政単位のように政策を動かす方向にもつながり得ます。


なので、この発言の核心は**「環境省の仕事を関西でやろう」だけではなく、「国の地方出先機関の仕事を、広域自治体へ移すモデルを作れるか」**というところだと思います。


兵庫県も関西広域連合の構成団体ですから、兵庫県政を見ているうえでも結構大きな話ですね。👌