八代市役所の旧庁舎は、2016年の熊本地震で被災し、継続して使用することが困難となりました。
その後、総事業費約171億円をかけて建て替えられ、2022年に新庁舎が完成しました。ところが、この新庁舎の建設工事をめぐっては、入札や追加工事、工事費の増額などについて疑惑が浮上し、八代市議会に地方自治法100条に基づく「百条委員会」が設置され、調査が続けられていました。さらに2026年には、新庁舎建設をめぐる汚職事件に発展しています。
そして、その百条委員会による調査が続いている最中の2026年7月28日、「令和8年熊本地震」が発生。八代市では震度6強を観測し、
2022年に完成したばかりの新庁舎でも、地下に設置された免震構造の一部が損傷する被害が確認されました。
つまり八代市では、2016年の熊本地震で旧庁舎が被災したことを受けて新庁舎を建設したにもかかわらず、その建設工事をめぐって百条委員会が開かれ、汚職事件にまで発展。そして今度は、完成からわずか4年ほどの新庁舎が再び大地震によって被害を受けるという、非常に複雑な状況になっています。
今回の地震による被害対応とは切り分けて、新庁舎建設をめぐる百条委員会の調査や、工事そのものに問題がなかったのかという検証についても、うやむやにせず最後まで明らかにする必要があると思います。
そして、余談ですが
また、同じことが繰り返されないようにと思います。